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第17話 目標のために…
距離は25キロ。1時間で10キロと考えれば2時間半でつく。しかし、運動神経に自身のない俺ら3人は3時間以上はかかるだろうと思っていた。ルートは道路だが、微妙な登り、下りが続く。正直きついルートになっていた。30分たち今は4キロ進んでいた。いいペースである。今は俺を先頭に微妙な登りを走っていた。
「はぁー、はぁー、はぁー…」
「久一、すこし休まねぇ?」
「あぁ、そうだぜ、久一。休もう。」
「まだ5キロも行ってないぞ!」
「でもよ…」
「陽一、塔矢、俺たちは遅れてるんだ。見本になる先輩もいなければ、経験者もいないんだ。」
「でも…」
「俺らは全国を目指してるんだ!」
すると、陽一と塔矢がはっとした顔になった。
「そうだったな。頑張るか。なぁ、塔矢。」
「あぁ。」
3人の思いが繋がった。
俺たちはまた走り出した!




