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久一の弓道  作者: フリーダム
16/30

第16話 衝撃の練習メニュー

キーンコーンカーコン

とチャイムが鳴る。

「久一、部活行こ。」

「あぁ、陽一と塔矢は?」

「なんか、トイレに行ってから行くって。」

「そうなんだ。」

しかし、そんなのは嘘だ。陽一と塔矢は俺と未來が両思いなどだとわかっているため、気を使ったのだ。まぁ、俺と未來はまさか両思いなどと夢にも思ってないし、陽一と塔矢が気を使ってるなどと微塵も感じていなかった。

俺と未來は教室を出て、生徒昇降口を出る。

「久一、私なにをすればいいのかな?」

「えっ?」

「マネージャーに勢いでなったけどなにをすればいいかわからないんだよね。」

「そうだなぁ、当分は筋トレだからスクイズを渡すとか?」

「えっ、そんなスクイズなんて用意してないよ。」

「はぁ、そうだよな。でもばてないようにするにも今日一緒に買いに行こう。龍先生から部費を貰って。」

「でも、久一練習後じゃ疲れてるでしょ。」

「気にするなって。お前に重たい荷物なんか持たせられないだろ。」

「久一…」

そんなことを話してるうちに弓道場に着いた。俺と未來は鍵を持っている龍先生を外で待った。5分後に陽一と塔矢と合流し、またその10分後、龍先生が来た。

「よし、全員揃ってるな。久一、ちょっと来い。」

俺は龍先生のとこにいった。

そして、紙を貰った。

「これが、今日のメニューだ。」


練習メニュー

*ランニング 25キロ

*脇締め腕立て 30回

*スクワット 20回

時間が余った場合、脇締め腕立てとスクワットをもうワンセット。


俺は正直練習メニューに驚いたが、目標のためならなんでもやる気でいた。

「じゃあこれから部活を始める。まずは俺、陽一、塔矢はランニング25キロ。」

「に、に、25キロ〜!」

と陽一と塔矢はハモりながら驚いた。

「やるしかないんだ!勝ちたいなら!」

俺は強く言った。

「あぁ、だな。やるか?塔矢。」

「もちろん、やるさ。」

俺と陽一、塔矢はランニングのルートを確認し、ランニングのスタートラインに着く。未來は龍先生と打ち合わせらしい。

「じゃあ、用意、スタート!」

龍先生の合図で、一斉にスタートした。



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