新年 NewYear
レンジ「新年、明けまして…」
十二人『おめでとうございます!』
レンジ「それでは、毎年恒例の新年の抱負を順番に発表しよう。ナナミは最後でいいな?」
ナナミ「初めてなので、それでお願いします」
デンジ「まずは、俺だな」
リュウ「取り合えず期待はしないよ」
デンジ「俺は今年……出来るだけ制裁下されないようさりげない盗撮をしたい!っていうかします!」
レンジ「…」
リョウ「…デンジ、今日ご飯抜きね」
デンジ「しまっとぅわぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁああ!!!」
エリ「次は私よ。キリカさんから私への無個性のレッテルを剥がしたい」
キリカ「いや、あんたどう頑張っても無個性は無個性だから。味限定だけど」
エリ「 」←再起不能
カナ「キリカさんあんたって人はぁぁぁぁぁあああ!!!!」
リョウ「キリカも抜きよ」
リュウ「次は俺だな。同人誌を描いて描いて描きまくって、売って売って売りまくって、出来る限りの収入を得たい」
レンジ「……まぁ、頑張れ」
リョウ「次」
リュウ「俺これだけ!?」
アキ「私は今年、師匠から総てを受け入れたい!」
リョウ「Σ誤解招く発言やめようか!」
レンジ「(…っえ?……何、アキ、百合…?)」
リョウ「レンジ、ちょっ……」←アキの視線モロ浴び
レンジ「愛の形は人それぞれ十人十色だよ…」←リョウとアキから目を背ける
センリ「今年は兄貴に貢献したい!」←上三人無視
ナナミ「だったらさっきの助けてあげてくださいよ!!」
センリ「無理。俺死んじゃう」
キリカ「……レンジとセンリかぁ……この場合レンジが攻め?それとも受け?」
ナナミ「いきなり貴女も何言ってんですか!?」
カナ「Gを克服したい」
ショウタロウ「ってな訳でほい」←折り紙のG
カナ「 」←再起ふの(ry
レンジ「どちらも後で俺の部屋に来い!」
ショウタロウ「次、俺!来年こそ紅白見たい」←昨日はアニメ特番だったから
レンジ「刑事ドラマなかったらな」
キリカ「今年こそ本を見ずに料理を作りたい!(那珂乃川又荘の男子達のBL書き尽くしたい!)」
リョウ「()の中ぁぁぁぁぁあああ!!」
男子『…』←ドン引き
ナナミ「は……破廉恥ですキリカさん!」
コウタロウ「今年は出来れば親父をムッコロ!」
レンジ「その前に帳簿のちょの字くらい頑張ろうな」
リョウ「私?……そうねぇ…(ちらっ)」
レンジ「?」
リョウ「……字を上手く書きたい…」
レンジ「おい、ちょっと待て。何で一回俺を見た!」
リョウ「無視すんなぁ!」
デンジ「次レンジさんですよ」
ナナミ「私も早くやりたいのでさっさと逝ってください」
キリカ「漢字!漢字違う!」
レンジ「今年の俺の目標。それはな……」←何かのチラシを掲げる
リョウ「あー、これって確か推理小説投稿コンテストって奴ね」
レンジ「実を言うと、俺、作家志望なんだ。だから自分の技量が知りたいのが参加するきっかけ。なる理由は教えねぇけど」
センリ「兄貴が?」
十人『作家……』
リョウ「………(ああ。だからあの作家志望者の集まる専門学校選んだんだ。ケータイ小説家コースにして正解だったわ)」
レンジ「さて、次はナナミだな」
ナナミ「私の今年の目標は……今決まったばっかりなんですけど……」
リョウ「決まったばっかりでもいいわ。言ってちょうだい」
ナナミ「はい。……今年は…いえ、今年も皆と仲良くやっていきたいんです」
デンジ「良く言った。流石俺の餌だな」
リョウ「デンジ一週間ご飯沢庵一枚ね」
デンジ「沢庵一枚でも嬉しいのはなんでだろうorz」
---初詣---
レンジ「…毎年毎年何であいつら行かないのかね、初詣」
リョウ「今年は去年より寒いから。それもあるんじゃない?」
レンジ「歩けば歩くほど着物着てる人いるんだな」
リョウ「ま、うちにはそんなお金無いから到底無理な事」
レンジ「でも似合うんじゃ無いのか、リョウは」
リョウ「はっ?…あんた正月早々おめでたい奴ね。そんな冗談なら座布団全部持ってくわ」
レンジ「?マジだけど」
リョウ「 」←思考停止
レンジ「何処のスリムク○ブだ。ほら行くぞ」←リョウの手を引きながら進む
続く
「これでも私は女よ。名前は男名だけど」byリョウ