ばれんたいん?何それ美味しいの??
レンジ「あーっと……ショウタロウ? お前、今何てった?」
ショウタロウ「去年もそうだったんですけど、日本でバレンタインなんて何か意味あるんですか? 貰えた方と貰えなかった方とでの温度差とか、ニュースとワイドショーのバレンタイン特集とか、雑誌や新聞の見出しとか、もう………何て言えばいいのか、うんざり何ですよね。 いや本当に」
レンジ「……で、それがどうした?」
ショウタロウ「とどのつまり、何でわざわざバレンタインにいつでも食えるチョコを異性にあげなきゃいけないんですかね?!」
レンジ「……………あっそ」
コウタロウ「おーい、何してんだ?」
レンジ「壊れたショウタロウの相手してた」
----ばれんたいん?何それ美味しいの??----
コウジ「悲しいねぇ、少年。 いや、実に悲しいねぇ」
コウタロウ「今回ばかりは親父に同感だ」
レンジ「貰えなさ過ぎた反動が出たのか?」
ショウタロウ「それもそうなんですけどね、カカオとか高騰しないかなーって疑問が生まれたりとかしてるんですよね」
センリ「あ、それ俺も思った」
リュウ「ガーナマジ謎」
デンジ「確かアルジェリアのすぐ近くだっけ?」
センリ「たぶんそう………?」
ショウタロウ「だから、もうなんつーか、今じゃ女子が女子にあげる様な時代だから……そんなんだから独身男女が増えるっていうか……貰えないって分かっているんですよねー」
コウジ「時代が移り変わると、酷だねぇー…。 俺らの頃は、女子が好きな男子に告白する常套句だったねぇ………」
コウタロウ「何故感慨深げなんだよ…」
ショウタロウ「………」
レンジ「貰え無さ過ぎた反動ってこえーなぁおい」←数分後にはリョウからちゃっかりもらっちゃってたりする
続け
「よく考えたらうちらの中でマトモにお菓子作れるのって私含めて二人だけじゃない…」byリョウ