アンビシャス
安定しないのが十二人同居物語
ショウタロウ「突然だが!」
アキ「本当に突然ね」
ショウタロウ「俺達はもう高校三年だ」
センリ「設定の方まで戻るとまだ高二扱いだけどな」
カナ「センリ、あんたちょっとメタいよ!」
ショウタロウ「実は今回の俺の発表は学年は関係ないが、あることを考えた!」
アキ「それは?」
ショウタロウ「ぶっちゃけレンジさんとリョウさんくっつけちまったらどうだろうか?」
センリ「(死亡フラグが立ちおった………)」
アキ「それとこれと、私達に何か特があるわけ?」
ショウタロウ「だってよ、あの二人みてっと、いつくっつくの? って思わない?」
アキ「だからどう関係があるってのさ」
ショウタロウ「俺達後輩達は随分とあの二人に世話になったよな?」
アキ「まぁ…」
センリ「リョウさん8割レンジさん2割」
カナ「恩返しとでも思っちゃってるの?」
ショウタロウ「そう!そして今夜は年に一度の村祭りだ!!」
センリ「近くにTSUTAYAがあっても村扱い何だな、この辺は」
アキ「ま、確かに今夜はお祭りでしょ? それがどうしたって言うの」
ショウタロウ「実は、レンジさんとリョウさん以外の俺達で出店をすることになったのだ!!」
センリ「はぁっ!?」
ショウタロウ「食い物じゃねぇから安心しろ。 自治会長さんからの御達示でな、俺達で金魚掬いの出店やれって」
アキ「自治会長さんも何考えてんだか……」
コウジ「その自治会長さん………もしかして神山さん?」←コーヒーを片手に
ショウタロウ「ええ、大家さんが出てっから変わってないらしいですけど」
残り三人『っていうか、大家さんいつの間に?!』
----死亡フラグは…----
コウジ「神山さんって俺の幼なじみ何だけどね、あいつ出店やる毎に金魚掬いばっかでね」
アキ「街の中にある村部よねそういえばここって」
センリ「市街地との差が激しいけどね」
ショウタロウ「それよか、大家さんいつから居たんスか?」
コウジ「ん? アキの『それは?』って所から。 珍しく話し合いしてるなぁと思ったら………」
アキ「意外と前から居たんですね」
コウジ「っていうかさ、二人にどう切り出すんだい? まさか、考え無しって訳じゃ無いよね?」
センリ「そういえばそうだ。 で、何か案でもあるのか?」
ショウタロウ「実は考えてませんでした(>ωO)」
アキ「…………少しは考えよ?」
カナ「もう果てしなく酷い。酷いよショウタロウ」
センリ「もうお前庇え無さ過ぎ」
コウジ「まぁ、考えてから話そうね」
ショウタロウ「何でそんなに言うかな」
ーーーー祭だ祭だ祭の日だよーーーー
レンジ「何の風の吹き回しだかな?」
リョウ「町内会長さんがコウタロウ達に金魚掬いの店頼んじゃうなんてね」
レンジ「そっちじゃ無くて……何でショウタロウが俺とリョウだけで祭回れって言ったんだろうな」
リョウ「恩返しじゃ無いの? 後は邪な考えとか」
レンジ「まぁ、早速何から回る?」
リョウ「まず金魚掬いは全力で無しで。 まずは遊べる物から」
レンジ「因みに俺達所持金(軍資金)合計幾ら?」
リョウ「合わせて3400円」
レンジ「俺1700、リョウ1700?」
リョウ「レンジ700、私2700」
レンジ「ええぇ………」
リョウ「まずは射的から!!」
レンジ「…………ま、いっか。 っし、じゃあ行くぞー」
リョウ「おー!」
※その頃金魚掬い屋
コウタロウ「何であの二人私服なのかね…。 あ、一人一回300円ポイ一つで出来ます」←作務衣
センリ「それよか、この俺達の衣装って何? お客さん、浴衣の袖濡れちゃってますよー」←どこぞのららららいな服装
アキ「町内会長さんの娘さんと息子さんが趣味で集めたコスプレ衣装だってさ。 あれ、掬えなかったの?じゃあ、一匹おまけね」←半袖メイド服
カナ「ナナミが一番酷いかもね」←半袖巫女服
ナナミ「………コスプレ金魚掬い屋さんですか、そうですか」←ブラウス、スカート、ランドセル装備
キリカ「金魚百匹掬えた方には定員と記念撮影出来まーす!」←ミニスカ浴衣
ショウタロウ「や、だから俺警察じゃないですから!店の定員ですから!!だからって酔って喧嘩しているオッサンの仲裁になんかしたくなーーーーーい!!!!!」←何故か警官姿
続くか普通?
でも続くんです
マジで?!
「シシカバブ屋とドネルケバブ屋あったな」byレンジ
「しかもどっちも一個200円……やっすい」byリョウ