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田植で終わったゴールデンウィーク

今回色々あります



纏まって無いっすけどね

 

  

   

じい様「毎年悪いねぇ〜」


レンジ「いえいえ。 好きでやってる事ですから、余りお気になさらず」


ばあ様「これね、アルバイト代だよ」


レンジ「毎年すみません本当に…」


じい様「いいんだいいんだ。 若ぇ奴らが少ないから助かるわい」


レンジ「ありがとうございます。 また何かあったら手伝いますんで」


ばあ様「はいはい。 その時はお願いね」




ーーーー田植で終わったゴールデンウィークーーーー




リョウ「みんなご苦労様ー」


デンジ「今日まで何箇所手伝ったことか……」


リュウ「長門のじい様()、永山のばあ様家、伊上のじい様家、華山のばあ様家」


ナナミ「ちょっと腰に来ちゃいましたね…」


リョウ「そうよねぇ……温泉行きたいわねぇ」


キリカ「因みに不謹慎だけど、御報酬……言っとく?」


コウタロウ「言わんで良い、言わんで」


ショウタロウ「そういえば……レンジさんまだ帰って来ませんねぇ」


リョウ「ほんっとに、何処ほっつき歩いてんだか」


残り『(幼馴染みのありがちな台詞あざーしたー!)』


レンジ「たーだいまー」


リョウ「遅い」←右手にコンパス左手にペーパーナイフ


ナナミ「リョウさん、貴女一体何するつもりなんですか!」


コウタロウ「キリカ、ごー!」


キリカ「私は犬か!」


レンジ「……あれっ、なにこれ俺歓迎されてないの?」


センリ「見て分かんねぇですか、兄貴?」


レンジ「いや、全然まったくさっぱりわからん」


コウタロウ「どーでも良いけど、何で遅くなったんだ?」





ーーーー実は当てましたーーーー




リョウ「はぁっ!?」


レンジ「まぁ、そうなるわな」


センリ「曾根田のじい様家の手伝いの報酬が福引券で…」


コウタロウ「帰りに福引したら……」


ショウタロウ「温泉旅行無料宿泊券三泊四日が当たったと………」


ナナミ「運が良いんですねぇレンジさんて」


エリ「しかもこれ、山の中の有名旅館じゃないの?!よく当てましたねぇ…」


キリカ「丁度十二人。期限は再来年のゴールデンウイーク………ってことは」


ショウタロウ「正月行けるって事!?」


リュウ「あくまでその時期ですよね行けるのって。 交通費はどうするんスか?」


カナ「色々と問題ありますよね」


コウタロウ「…………」


キリカ「その前にコウタロウが珍しくだんまり……」


アキ「何かおきそう……」




ーーーーこんな時に……ーーーー




コウタロウ「俺の夢が叶いそうな気がする。 それも近々」


デンジ「なんなんスか、コウタロウさんの夢って」


レンジ「出てった大家の親父をタコ殴りにすることだとさ」


ナナミ「…何故出てったんですか?」


コウジ「働いたら、負けかなぁって思っちゃってさぁ。 安酒も飲めねぇでやんの」


コウタロウ「おぉやじぃぃぃぃぃぃ!!!!」


十一人『何で居るんですか! あんたはぁ!!』


コウジ「ええとね……軍資金貰いに来たの」


コウタロウ「だから働けとゆーとろーに」←コウジにブレーンバスター


リョウ「家にそんな金はありませんから!!」←コウジにアイアンクロー


レンジ「俺、アンタの代わりに帳簿付けといたんですよ。 アンタ数検合格しているんだから今日からやりなさいそうしなさい!!!!」


コウジ「やだーいやだーい!!働きたくないやーーーい!!!!」


残り『それでもこちとらバイトで生き残ってんのじゃぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁ!!!!!』←跳び膝蹴りの連発




ーーーー大家の自己紹介ーーーー




コウジ「黒柳…コウジです。 そろそろ40歳越えますが、現在の職業ニート・ザ・無職とです。 コウジです。 妻は愛想を尽かして四年前に逃げたとです……こぼふっ!」


コウタロウ「てめぇいい加減にしろよ?」←エルボー


リュウ「つまり、要約すると


・現在無職の40歳男性

・四年前に妻に逃げられる

・ある理由で那珂乃川又荘から蒸発

・そして今日までホームレス生活


って事で良いですか?」


コウジ「うん。 後半二つは何で当たっているのか解らないけど全部当たり」


レンジ「帳簿、明日から付けてくれるんでしたらここにおいてあげても良いんですよ、考えておきますけど」


コウジ「ほんっとに迷惑かけてごめんなさい! 炊き出しのボランティアからブラックリストに乗るほど図々しく炊き出しに参加しちゃったからもうここに帰るしかなかったんだ…!」


ナナミ「サラリと気になる事言っちゃってますね」


アキ「師匠、この人どうします?」


リョウ「まず一ヶ月様子を見るわ。 その間に何か問題を起こしたら、即刻廃棄と言うことで」


カナ「廃棄って、これでも一応人ですよ大家さんは」


コウジ「まず俺人なのに一応って付いちゃうの?!!!」




取り合えず続け

 回

  に

   続

    く

     は

      ず

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