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第2話 「音」
仕事から帰宅。いつもの光景
テレビの光。ゲームの音。
息子は、ソファーでコントロールを握りしめている。「宿題は?」父の声はいつも怒っているように聞こえる。「あとで」
明日、友達とゲームの話しをしたりそれも大事な時間だ。
父はため息をつく。
こないだ父と、バスケをして自分の体で勝負して、汗をかいて、なにも、感じないなのか?
悔しいとかないのか?
俺は、わかるよ、無理矢理だから、なんも感じないだよなぁ。時間は、みんな、平等なんだよ。
だからこそ、自分で探して
「なにかやれよ」心の中でつぶやく
家の中は、
笑い声はない。




