光る転生者
説教を受け終えた、その日の放課後俺たちは集まり
「これからどうするかな」
「そうだな」
「うんうん」
と3人が悩んでいた。俺は現代知識でどうにか出来ないか必死に考える。そして、学校あるあるなら、あの人が主人公の味方だと思いつき、俺は喋る。そして皆んなの承諾を得て移動を始める。そして目的地に辿り着く。
「ここが校長室か初めて入るな」
「大丈夫か」
「行けるか」
と3人が少し緊張していた。俺も緊張していたが転生者で年上だしなぁと思いながら
「じゃあ、提案者だし、俺が入るよ」
と歩き出す。だがペドルフは俺を止め
「皆んなで一緒に入るか」
「「だな」」
と結局四人で一緒に入る事にした。中に入ると学園物でよくある感じの室内だった。そして、目の前に校長の椅子らしい椅子に座っている校長が俺たちの方を見て
「どうしましたかな」
と優しく声を掛けてくる。厳しそうな校長じゃなくて良かったと思いながら、俺たちは顔を合わせて
「クラブを作りたいんですが」
とペドルフが紙を差し出す。すると校長は受け取り、うんうんと頷きながら紙をじっくり見る。これは行けるのではやっぱり学園あるあるは侮れないと思いながら見守っていると
「なぜ?語り合うのでしょうか」
と校長が質問をぶつける。
「好きだからいえ、愛しているからです」
とペドルフが真剣な表情を浮かべる。すると校長はまたうんうん頷いて
「うんうん、素晴らしいと思いますよ」
と好感触を得られた様だった。俺たちは顔を合わせて少し笑っていると校長は俺らの顔を見て
「まだ認められません」
と意外な返答だった。ペドルフはすぐさま
「何故ですか?」
と疑問をぶつける。
「それはあなた達、いえ、マークさんを除くお三方が愛、いえ、好きを理解していないと思うからです」
と俺たちを見る。俺を除くって事は転生者って事を見抜いているのか経験は無いけどゲームや漫画なら経験あるからなぁと思いながら見ていると
「好きくらい分かってますよ。それに好きはクラブ活動をして学べば良いと思います」
とペドルフが反論する。校長は首を振り
「好きくらいとおっしゃいましたか。揚げ足取りみたいで申し訳ないですが、だからまだ理解していないと思いました。好きを理解出来てない状態でクラブ活動を開始して好きを学ぼうとしてもすぐに辞めたり、解散したりしてしまうのではと心配なのでまだ認められないのです。出来れば生徒自らが作ったクラブを無くして欲しく無いのですよ。これはただの我儘かも知れませんが」
と冷静に優しく言う。ペドルフは真剣に頷き
「でもまだ認めないって言いましたよね。認める可能性があるって事ですよね。どうすれば、認めてくれるんですか」
「そうですね。提出期間最終日にまでに私に好きがどういう事なのか自分の気持ちを話してください。それで安心出来たのであればクラブ設立を認めます」
と優しく真剣に俺たちに向かって話す。俺たちは顔を合わせて
「「「「はい」」」」
と返事する。
「では、待っています」
「「「「失礼しました」」」」
と俺たちは校長室を出て行く。




