出会うべき2人(主観的に)
ミュー先生が俺たちに向かって
「今年からクラブ活動ある事は知ってるよね。なのでみんなにはどのクラブに入るか、この紙に書いて提出してね」
と紙を見せてから俺たちに配り始める。配り終わるとミュー先生がこちらを向き
「提出期間は再来週だから、忘れない様にね。じゃこれで今日の帰りの会は終了」
と先生が言い終わると俺たちは帰りの挨拶をする。帰りの挨拶が終わり学校が終わると俺はファルに
「どのクラブに入るか決めた?」
「武器愛好会に決めたぜ」
と親指を立てる。流石ファル武器馬鹿街道まっしぐらだなと思いながらファルに
「早いな」
「まあ早いのは元々先輩に熱烈に誘われたからな、まあ誘われなくても入っていたけど」
とファルが笑う。武器馬鹿って案外多いんだなと思っていると
「マークこそ、何処か決めたのか?」
「俺はまだかな」
「そうか。ウィル、レイラ。何処か決めたか?」
とファルが2人に聞く。するとレイラは首を傾げながら
「どの運動クラブにしようか困ってる」
と悩んでる様に言う。ゴウ先生の授業あるのに運動するのはすげ〜と感心してると
「私は家庭科クラブにするわ」
とウィルがきっぱりと言う。ウィルらしいなーと思っていると
「よし、話は終わったな。帰って広場行こうぜ」
と帰りの支度を終えたファルが立ち上がる。俺たちはそうだなと頷き帰りの支度をする。
次の日の休み時間、俺はレイラと一緒にどんなクラブ活動あるか、張り紙がしてある所に行って調べる。科学クラブ、家庭科クラブ、陸上クラブといった現代でもある活動もあれば、武器愛好会、魔物研究クラブ、魔法クラブといった異世界らしいクラブ活動もあった。俺は一通り眺め終わり、何か違うんだよなぁと思っているとレイラが
「陸上クラブにしてみようかな、でも家庭科クラブだと料理作れるし、でもでも、科学クラブで飴とかアイスを作れるって」
とレイラらしく悩んでいた。食欲に負けているなと少し笑いながらどうしようか悩んでいると
「違うな、違うよな、こう俺にズバッと来るような活動は無いものか」
と声が聞こえてくる。声の方を向くと同じクラスのペドルフが立っていた。ペドルフってあんまり話した事ないなと思っていると
「こうなったら作るしか無いか」
とペドルフが独り言を喋る。作るのもありかと思いながらまた悩み始める。
次の日、ゴウ先生の授業で山に行くとロジ村の獣人の姿が見えた。やっぱり良いモフモフだなぁと眺めながら授業を受ける。授業を受け終わり、学校に戻ると
「ロジ村の人が籠を背負っていたけど美味しい山菜でもあるのかな、今度探しに行こうよ」
「やめておいた方が」
とここまで言い切ると誰かが近づいてきて
「ロジ村の人を見ただって!いつ何処よ!」
と興奮した様に言う。




