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3話方針を決めるそうですよ!?

俺たちは放浪の商人を名乗るキーラ・ポポネと出会い3枚の護符を貰ってジーナと共に城に戻っていた。


ジーナ「街で見て回って疲れたと思いますので今から御三方が休まれる部屋に案内しますね。もちろん女性と男性は別の部屋ですよ」


ジーナは俺たちを部屋に案内してくれるようで俺たちはジーナについて行く。


コガネ「サクレとアキラなら一緒の部屋でもいいけどね」


サクレ&アキラ「「断る!」」


コガネ「なんで2人とも強く否定するの!」


そんな会話を聞いていたジーナは小さくと笑う。


ジーナ「別々と言ってもコガネさんの部屋はアキラさんとサクレさんの向かいの部屋になるので心配しなくても大丈夫ですよ」


コガネ「そうなんだ!良かった」


アキラ「残念だなサクレ」


サクレ「同感だ」


コガネ「2人とも私のこと嫌いなの?!嘘だよね幼なじみだよ私たち!」


アキラ「あはは!冗談だよコガネ。お前をいじると面白い反応するからからかっただけだ」


コガネ「2人とも後で絶対にしめてる!」


俺たちが茶番をしていたら部屋の前に着いたらしくジーナは止まった。左右にアンティークの木製の扉がある。


ジーナ「右の部屋が男性用で左が女性用です。中にはベッドと物が収納出来るタンスがあります。私は王様に戻ったことを報告しますのでゆっくり休んでください」


そう言ってジーナは俺たちにお辞儀をしてから来た道を持っていた。俺たちはジーナが見えなくなるまで見た後に話し始める。


アキラ「とりあえず部屋に入ってこれからどうするか話し合う」


サクレ「賛成だ。情報整理は大事たがらな」


コガネ「私も整理したいし共有したいこともある!」


俺たちは右の部屋に入る。中は言われた通りシングルベッド2つとタンス2つにちょっとしたテーブルと椅子がある。俺たちは椅子に座ることにする。


アキラ「俺たちは下校時にスマホの通知がなりそのメッセージを確認した時に文字化けした文字がスマホから出てきたと同時にこの異世界に連れてこられた。」


サクレ「それにメッセージは今考えたらほぼ同時に通知の音が鳴ったように感じた。」


コガネ「2人にも同じようなメッセージが来てたんだね」


アキラ「勇者召喚で自分達が召喚されて勇者として魔王を倒して欲しいと王様と王女にお願いされたけど保留にして街を見て周っているとキーラさんに出会って俺たちが幽閉されて肉体と精神が切り離されている状態と言われた。それが今出ている情報で合ってるか?」


サクレ「そうだな。キーラさんからは選択肢として王様達を信じて魔王討伐を手伝うか、それともキーラさんを信じて幽閉している魔物を見つけ出して倒すかの二択を選べて言われた」


コガネ「私は正直どちらにした方がいいかて分からないと思うよ。私たちは急に連れてこられて何も分からない訳だしさ」


自分達の今の現状を確認した。どちらを信じるかを選んで決めることは難しいと思うが何もしないでいるのは危ないと俺の直感が告げている。


サクレ「現状の確認はできた。次は絞り込む事をする」


コガネ「絞り込むて具体的にどうするの?」


サクレ「自分達が感じた変わったことや怪しいと思ったことを話す」


アキラ「そう言うことなら俺は王様や王女様から魔王退治をお願いされた時気持ち悪さを感じた事だな。」


サクレ「アキラもあの時にそう感じたのか…俺も感じていた」


コガネ「私は感じなかったけど2人がそう言うならそうなのかも。それに2人に伝えたい事があるの」


アキラ「なんだよ」


コガネ「召喚されてここに来てから私の視界にモヤみたいな物が見えるようになったの。そのモヤは2人も出ているんだけどジーナさんや街で会った人達は出ていなかったの」


サクレ「モヤが出ている人は俺とアキラだけなのか?」


コガネ「違うよ。私 アキラ サクレ 王様 キーラさんから出ていた。それに王様とキーラさんのモヤは大きくて濃い色がついていたよ」


アキラ「俺はモヤのような物は見えないけどサクレは?」


サクレ「俺も見えない。俺とアキラが感知出来ない物をコガネが感知できる理由はやっぱりこの世界に来てから出るようになったステータスに関係があるかもしれない」


そう言ってお互いに手の甲を時計回りになぞるとステータスを出る。お互いのステータスを見比べてみると魔法以外に2つ気になるスキルを見つける。


アキラ「星読みと波動てスキルのどっちらかが発動していると考えた方がいいかもな」


コガネ「これステータスの文字に触れたら説明書みたいなもの出てくるのかな?」


そう言ってコガネは星読みを指で押すと小さな枠に文字が書かれた物が出てくる。


『星読みLv1

相手の5秒先の動きがわかるスキル。脳にダメージを受ける確率80%』


俺たちはコガネの新しく出てきた文字を読み終える。


サクレ「モヤとは関係なさそうだけど……とんでもないスキルだ」


コガネ「怖いんだけどこのスキル!絶対に使いたくない」


アキラ「脳にダメージなんか受けなくないからな使うなよコガネ。ならモヤの原因は波動なのか?」


コガネは先程と同じく波動を押すと文字が出てきた。


『波動Lv1

相手の精神エネルギーを感知出来る』


サクレ「精神エネルギーがどんなものかは分からないけどモヤを見るようになった原因はこのスキルのせいと考えていいだろう」


コガネ「これが精神エネルギー?だとしたらなんでジーナさんたちは出ていなかったんだろう?」


アキラ「それは偽物だったて事になるからだろな」


俺がそう言うとサクレも頷く。


サクレ「見えたモヤは俺たちを除いて2人だけなら俺はキーラさんを信じたいと思う。アキラも俺も王様から嫌な物を感じたからな」


アキラ「俺もキーラさんかな」


コガネ「仲良くしてくれたジーナさんには悪いけど2人の話を聞いてさらに波動の詳細がほんとなら私もキーラさんかな」


俺たちは話し合った結果キーラさんを信じることにした。これがいい選択なのかは分からないがやる事は決まったので進むしかない。ちなみにスキルの詳細がわかる方法が見つかったのでお互いに確認する事になった。

アキラのスキル詳細


強化魔法Lv1

身体強化ができる。身体に多大な負荷がかかる為死に至ることがある。



サクレのスキル詳細


棒術Lv1

棒などを初心者級に扱える。


回復魔術Lv1

軽傷を回復できる。


氷結魔法Lv1

小さな氷を生成できる。


投擲Lv1

軽い物なら狙った所に投げられる。

命中率50%


制作Lv1

小物を制作できる。素材は必要


舞Lv2

以下の舞が舞える。

(鬼神の舞40分

味方の攻撃威力を上げる

鉄壁の舞 20分

味方の防御力を上げる)


コガネのスキル詳細


星読みLv1

相手の5秒先の動きがわかるスキル。脳にダメージを受ける確率80%


波動Lv1

相手の精神エネルギーを感知出来る


火魔法Lv1

小さな火球を出せる


風魔法Lv1

微風を起こせる


武術Lv2

武術を使って攻撃した時威力が上がる


共通スキル詳細


言語Lv1

異世界の言語を理解できる


話術Lv1

交渉など有利に進むことがある


観察眼Lv1

名前と希少Lvがわかる


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