劇遊戯発表会に向けた息子の準備と元嫁の不満
2月7日に、息子の2回目の劇遊戯発表会が行なわれるのにあわせて、家でも賢の劇の流れを、練習もかねてさせてみると、せりふや歌は全部覚えていて、完璧であった。ただ、気がかりだったのが、当日は保護者の方や地域の方もたくさん集まってくるので、普段とは違う雰囲気に、パニックにならなければいいなと思っていた。
そんな劇遊戯発表会を翌日に控えた2月6日の元嫁の書き込みである。
2月6日
お天気もよかったので、帰りに幼稚園で少し遊んで、その後ばあちゃんちに少しだけ遊びに行きました。
「明日は見に行くから頑張れ!!」
と、応援してもらい、ニコニコして帰宅しました。夕食もいっぱい食べました。明日の会楽しみにと思います。よろしくお願いいたします。
と、書き込みをしている。翌日の7日は、大勢の方が見に来ていて、年少のクラスからの順番に発表して、いよいよ賢のクラスの番。おそろいの衣装を着て、みんながステージに立って、歌や踊りを披露していた。賢も、大勢のギャラリーを前にして、本気モードのスイッチが入ったのだろう、大きな声で歌っていた。クラスのみんなの声を合わせた声よりも、大きいくらいの声であった。そして、みんなと一緒に踊って、無事に本番のステージを終えて、私たちのところに戻ってきた。私の両親からも大きな拍手を貰っていた。
発表会が終わって、最初の登園日に先生が書かれていた返事は
2月8日
お疲れ様でした。すごくよく頑張りましたね。お父さんのおかげで、朝もすごく落着いていてくれました。
きっとこの発表会が、賢君を大きく成長させてくれるものと信じています。
とある。本人も緊張していたと思うが、本当によく頑張ったと思う。
この発表会が終わった後、私の両親と一緒に、頑張ったご褒美に、息子が食べたいものを食べに行こうと言う事になって、
「何が食べたい?」
と聞くと
「ラーメン」
というので、近所の長崎チャンメンに皆で行って、チャンポン麺を食べてきた。まぁ、息子も頑張ったので、緊張から開放されたというのもあるのかもしれないが、ものすごい食欲であった。悠も、小皿に分けてとってあげて、喜んで食べていた。
この後両親は、家に帰ったのだが、仕事を休んでまで見に来てくれた私の両親。それに引き換え、用事も無いのに、見に来ようともしなかった、さと子を娘として育てた小野田の叔母。これでも、私の両親はさと子から見れば、
「何も可愛がってくれない」
と、いうことになるんだろう。
ただ、このころから美東町(今の美祢市美東町)に一人で住む、さと子のジジイの世話をしに行くのに、さと子が車を持っているということを知っていたので、休みになると一緒に行くことが増えたころである。自分の爺さんの世話をしなければならないことも、さと子が私の両親や姉や妹に対して文句を言うネタになっていたのであった。
「あんたのお姉さんや妹はなんなんよ。私は毎週実家に帰って、クソじじいの世話をしているのに、楽してから。私が両親が死んでおらんというのを知ってたら、少しは実家に帰るのを遠慮したらどうなんよ」
とか、よく文句言っていた。まぁ、私は腹立てるのも馬鹿らしいので、無視していたが。小野田の叔母も、
「こっちには幼児もいるんだって言うことを少しは考えろよ」
と、思っていた私です。実家に帰る足が無い?電車とバスがあるだろうよ。そう思っていた。賢と悠の顔を見るのが目的だったのかもしれないが。
無事に終わった、息子にとって2回目の劇遊戯発表会。息子はいつもの練習のように、きちんと自分の役を演じていたが、客席で見ている私たちのほうが緊張していた。
「無事に終わってやれやれ・・・」
というのが、私の正直な感想である。そして、その緊張から開放されて気が緩んでしまったのか、風邪をひいたようで、しばらく幼稚園をお休みしたようである。そして、先生から賢の様子を伺うお電話を頂いて、
「だいぶ元気を取り戻したので翌日から通わせます」
という連絡をして、その時に私が連絡帳に書き込みをしている。
2月13日
息子のことを心配していただきまして有難うございます。体力も回復したようで今日は絶好調で、おやつをたくさん食べて、夕食もきちんと食べてその後はいつものように弟とのバトルが繰り広げられていました。
その後風邪薬を服用したのですが、ひょっとしたら、以前病院に行った時に、鼻炎があるということでしたので、そちらではないかと私は思います。私も鼻炎なので、何もそういうところが似なくても良いのにと思うのですが、親子なのでしょうがないのでしょう。明日登園する際に薬を持たせます。
それと、今日賢が見ている本というと、天空の城ラピュタと、魔女の宅急便と、昔話の絵本です。本人は理解できているのかどうかわかりませんが、私が持っている宇宙の本もよく見ています。私も日勤で、夜私が子供たちと一緒に寝る特、星座神話をよくしてやるんですが、夢で広大な宇宙を旅する夢でも見ているんでしょうか。
そして元嫁の書き込みであるが、
家でこれからもできるだけ気をつけてみます。とにかく幼稚園で遊ぶことが好きなようなので、早く元気になって思いっきりかけっこをしたいです。賢も小走りが早くなって追いつけません。私も頑張らなくてはいけません
2月14日
咳がひどいので朝薬を飲ませました。今日もう一回薬の服用をお願いいたします。食欲は普通で、熱も無いので通わせます。体の様子が悪いようでしたらお知らせくださいませ。迎えに行きますので。
「幼稚園に行く?」
と、聞くと、手を寝ながら上げたので、行きたいと本人が言うので通わせます。
この時期は寒いので体調を崩しやすいというのもあるのであるが、幸いインフルエンザではなかったのでよかった。ただ体調がやはり万全ではなかったようで、先生の返事は
2月14日
朝からやはり体調が悪かったようですね。その上座禅で、いつもと様子が違い、少しパニックのなったようでした。かなり凄まじくずーっと私に引っかき・つねりで訴えていました。食欲も全くなかったようで、本当に辛かったのだと思います。「お家に帰る?」ときくと「うん」というので「電話してくるから待っててね」と伝え、職員室へ・・・賢君は、部屋の電話を一生懸命握り締め、お話していたようで、
「可愛い~」
と、後から聞いて思いました。(I先生から聞きました)
たぶん薬を服用した関係で熱が下がっていたのだろうと思う。それで体調も回復したと思っていたのであるが・・・。ということで、一日休んで16日に再び登園した賢である。
でもさすがに保育のプロ。少しでも体調がおかしいと思ったら、それを察知して、適切な対処を取れるというのは、私たちではなかなかできないことだなぁと思う。
賢はT幼稚園が、初めて受け入れた自閉症児ということで、なかなかわからなかったこともあったことと思う。そのため、積極的に自閉症の啓発セミナーとかにも、教職員の方を派遣されたりして、色々と対策を練ってくださっていた。私は今でもT幼稚園に息子を通わせて本当によかったと思っている。ただ、母親のほうに、性格的な問題が多々あったが・・・。




