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『発明家の想造録』  作者: 幻想HKT104発明所長
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3章『緑の練成術師、神になる』pert3

3章『緑の練成術師、神になる』pert3


 造「君達は昔、私以外の神の名を聞いたことがあるだろ?知らないってことは無いはずだ。君らはいったい、いつから来たんだ?

あれは晴れの日、時を駆けたとき。ほらほら、その者の名は?その人に会いに行こう。この異変について分かるかもしれない。」

チュナ「じゃあほら、早くしないと夜になるよ~」

我が家から山へ二個目の谷に彼の屋敷がある。その門に葉っぱを巻いたような長いスカート、薄い天人の羽衣のような物を巻いた、女の人が居る。

「あら?貴方様は、潮上氏ですね。昨日変事様に聞きました。わたくし達、間命かんめい家は先代を神兎しんと人美ひとみ。え~っと、真魂まこん時子ときこ、そして、この空姫(くうき、又は、そらひめ)が代々、命について説いた家系でした。しかし、もう終わりですね・・・私で。」

造「あの、貴方はどうしてここに?」

空姫「ちょっと隣人と会話がしたかっただけです。そういえば貴方もこの辺で?」

造「一山向こうですけど。」

チュナの疑問。

「あの~主人は?」

空姫「呼び鈴を鳴らしたのでそろそろ・・・」

キィー

変事「おや、君達だったかい。あれ、チュナさんも。」

チュナ「お邪魔するよ~変事きゅん。」

変事「あ、はいはい。どうぞ。」


 あ! またとんだ・・・はぁ・・・

変事「・・・うーん結局、私でも分かりませんね~」

造「ありがとうございました。」

変事「気にしなくて良いよ。そうそう、うわさで聞いたんだけど、外ではずっと夕方らしいね。旅に出た友達が言ってたんだ。」

造「それでなぜとぶんです?」

変事「此処では普通にちゃんと夜と昼が来ます。しかし、外は夕方だけ。私達は外から来たんだろ。つまり、此処と時間の流れが違うって事だ。外に出れば分かるさ。じゃ、次の夕方、村の駅で会おう。私も行きたいと思ってたんだ。」

続く・・・

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