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『発明家の想造録』  作者: 幻想HKT104発明所長
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結章『メモリスタート』

口調がおかしいです。

結章『メモリスタート』


 一旅が終えたあと・・・

私、造は空間に物体をすぐに想造できるように、連楽船の神の間に来ている。チュナにわけを話し、頭の中に新たな機械を付けてもらう。これで準備できた。久しぶりに機関室でエンジンを整備している変事さんのところに行き、現状を伝える。

変事「そうか、じゃああれだよ。時の航行してみる?」

造「それは車でですか?」

変事「ああ、乗りたかったんでしょ。」

造「えへへ。」

わが所の地下で・・・

変事「このレバーで時の航行するから。向こうに着いたら一回レバーを下げてね。こっちに戻ってくるときに、これを上げてね。」

造「分かりました。」

変事「公道があった場所でよろしくね。じゃあ、気をつけて。」

エレベータで長く白い車体が地上に近づいていく。地上にあるアスファルトが左にスライドし、この車と一緒に地上に出る。アクセルを踏み、公道を右に曲がる。車外のスピーカーからブロロロロロとエンジン音が流れている。走りながらレバーを上に上げる。


小話『真、ワールドカップ』


 昔、サッカーワールドカップで優勝した国に、現在一人のワールドカップを目指す少年が居る。幼少時代から親と一緒に練習したバドミントンの新競技、『打ちまわし』も上達したので、ワールドカップに出場したいことを親に伝える。しかし、親は認めない。こんなことを口実にして・・・

「ワールドカップは何百万以上の団体が出場するのよ。貴方が死ぬか、負けるかしなければこの地球にすら戻って来れないわ。でも、貴方の実力ならソサイティカップで十分だわ。」

ソサイティカップ、それは地球社会内だけで行われる。しかし、僕はワールドカップに負けてでも出場してみたい。開会式は宇宙船内で行われる。右に日本の里芋の粘り成分、ガラクタンでガラクタが結合して出来た人であるガラクタンが隣に並んでいる。彼は日本生まれだが、地球の外で過ごしているため、地球の選手に選ばれなかった。この人は月の選手である。司会者が開会宣言や、注意事項などを行う。本当は宇宙語だが、此処では適切な言語に翻訳しておこう。

司会「さぁ、始まりました。ワールドカップ。いや~とうとうですね、とうとうバドミントン『打ちまわし』が、ネット審査で優勝者を決めることになりました。はい拍手~」

驚き、苦笑し、僕は拍手する。

司会「と言うわけで、『打ちまわし』の選手は登録の入口で、出場登録して係りの人の指示に従ってください。」

僕達は数多あまたの形色をした動物達と一緒に、伝統のバドミントン選手達を尻目に登録の入り口に向かう。


 その頃、もう一人の発明家は・・・

「私の夢では地球で人類が飛ばないように過去を変える行為をこの時の航行中に行う。人が居れば造君は人手を確保できるだけでなく、情報も集めやすくなる。さぁ、社会の過去を変えるぞ。どうやって変えるかって?夢だからPCの無限の白い宇宙を黒く染め、地球を描き出す。そして、自転停止に合わせて、漁船を結ぶ。」

『日本和丸』と船首に書かれ、その上にはかき氷の『氷』ののぼりが船の速度にあおられている。さて、何が変わったか見てみよう。地球が停まったときだね。あ~二人とも消えちゃった。お、現れたよ。理想郷と連楽船・・・三時間経ったら暗くなったよ。彼らの行動もそのまま、でも昼夜で意識が飛ぶことは無いみたいだね。数一君の疑問の台詞が消えるだろうね。さて、伝記車に乗って造君達が地上に降りてくるな。町は荒れ果てていないけど深夜じゃないか。時の刻、24カウント後の夜に連楽船が来るはずなんだが、なんか地面が揺れてるような。やっぱり、竜巻か。何でだろうか?そう思ったろう?そうだな~・・・自然にも偶然はある。でいいかな?ほうほう、夜だけど神はやはりすごいね。約24カウント経ったよ。お!って見にくいな~そうか、車が通るから地上を走れないのか。かっこいいと思うけど・・・気を取り直して、夜中でも行くしかないね。誰かに見られるのは極力避けないと。」


 「祖父児の家の周りは村が発展している。しかし彼らの家は他と比べて大きいためか、柱しか出来ていない。地主なのに金が無く、材料も買えないらしい。別に哀れではないけど、金が無くて苦しむなんてばかばかしい。そう思うんだろうね、造君は・・・地主の家が一夜で完成したんだから驚きだろう。しかし、彼らが見る頃には彼らはもう居ないだろう。


 そうだね~夜明けかな?きのこの発光が弱まっていくよ。それはやはり熱帯雨林にあるね。それは造君達が森から抜ける前に錆び折れてしまったらしく、同じように直したよ。朝に南に行ってから壁内の変化に気づけなかったらしいけど、同じ問題を同じように解決して行ったよ。次の夜明けに夢幻郷に行ったよ。言うことなら、太陽時計と意識がちゃんと機能したことかな。時計は動いてなかったけど・・・最後は昼下がりで長野地下基地だけだが特に変わったことは無かったね。変化はきっとここまで。じゃあ、また後で。」


 紅き館の執務室、人影が居なくなったその部屋の窓が開いている。風が注ぎ込み、机の上の本のページが飛んでいく。終のページ。

『空想はときに現実をくつがえすときがある。』

と・・・

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