第07話 僕って手柄取られてばかりだと思う。いっとくけど俺はやればできる子YDKなんだからね
本格的な戦闘が始まった
「「「「attack high flame」」」」
「used normal spacetransportation」
さすが国王の魔力だけあってまったく魔力切れにならない
「くそっこんなに魔法を打ち続けても傷一つつかない」
「ねえお前らー、そろそろ反撃してもいい空間転移で炎弾消すのもいい加減飽きてきたんだよね」
異世界転生をして強キャラにうまれたら相手を見下したいという夢が今かなった
うー感動
「じゃあ俺から行くよー」
「attack king spacebreak」
え?なんで俺かってにしゃべってんだ?いつの間にか知りもしない魔法の詠唱を完了していた。
するとまるでイヤホンで音量マックスで音楽を聴いているよりもはるかに大きい音ですべてを破壊していった。というよりか、何かが周りを飲み込んでいったというう表現のほうが正しいだろうか、目を開けられないほどの強い光と一緒に目測で十キロ四方がきれいさっぱりなくなっていた。もちろんあの反逆者もいなかった。どういうことだ?「じゃあ俺から行くよー」は多分っていうか絶対俺の意思から出た言葉だ。しかし攻撃魔法のattackは言おうとしていたがその先の規模を表す詠唱のkingなんて節聞いたことないしspacebreakなんて節も聞いたことがなかった。
つまり何者かが俺に干渉したってことか?
「いやーそのとおりです。大正解」
全く聞き覚えのない声が聞こえてきた。しかも上から
「なんですかここの世界の人は上から降ってきたいという欲望で頭がいっぱいなんですか」
ゲームマスターの時もそうだったが、この世界は上から降臨教という危ない宗教が出回っているのだろうか
「失礼な、私は天使です」
「うん嘘はよそうか君、危ない宗教からは身を引いたほうがいいよ。これを人生の教訓にしていきなさい」
はー思わぬところで人助けをしてしまった。幸弥くんはほんといい人だねー
「だから私はほんとに天使ですよー。じゃあこれでどうでしょう」
「天使の権限を使用execution kouya 1 protect low barrier」
「くそっ詠唱もしてないのに」
「これで少なくとも人非ざるものということはわかったかな?」
「まあわかったけど」
「何が目的だ」
「それはねー」
そういっていたずらに天使は微笑んだ
新キャラ天使を加えました。いやー最初は女がいなかったこの作品も徐々に恋愛系に発展してもおかしくないレベルに女キャラが増えていきます。あと多分ここでいったん章を区切りますで第二章って形にしていきます。いま見ている人もちゃんと第二章も見てねよろしく。では次話もご期待ください