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第03話 ゲーム開始!

再び目を覚ますとそこにはよく中世ヨーロッパの宮殿の内装のような風景が広がっていた。

「えっ、ここどこ」

「その質問には私がお答えいたしましょう、国王」

は?いま声が聞こえたような気がするけど気のせいじゃないよね。っていうかめっちゃ聞き逃しちゃいけない言葉が聞こえたのも気のせいだよね。

「ここは国王の宮殿です」

「いまよく聞こえなかったからもう一回聞いてみても構わないかな?」

「すみません、私の至らなさで国王様にご不便な思いを

ここは国王様の宮殿です」

「いやマジで心臓に悪いからやめてもらえないかな?そんな冗談は」

「いや冗談なんて国王様につけるわけがないじゃないですか」

俺、落ち着けまずは5W1Hにまとめるんだ

when:ゲームマスターとかいうおっさんに誘拐された後

where:宮殿で

who:俺が

what:国王と言われ敬われている

why:不明

how:とにかく現実味を帯びて

うーん全く意味が分からない

こんな非常事態に機能しないとか意味ないね。ほんとに5W1Hがこれほどまでに憎く思ったことはないね

もうわかんない。こいつに全部吐かせよう

「それでここまで来た一連の流れを教えろ」

「はい、わかりました。まず国王様は国王戦で優勝しました」

「えーっと名前は幸弥でいい。あと堅苦しい言葉遣いはやめろ。」

「わかりました。しかし言葉遣いはこのままでお願いします」

「それでいいならそれでいいけど。でも俺はそんな国王戦なんてした覚えがないぞ」

「いやー冗談はやめてくださいよ。私も国民もちゃんとこの目で国王戦見たんですから」

今気づいたんだが俺の右のテーブルには本が置いてあった。開いてみるとこの国のすべてが書いてあった。

その本に書いていたことを要約すると、この国はヴェルクレリア王国というらしい

そしてこの国の魔道兵団の数は上級魔道兵が1000人中級が10000人下級が50000人そして人口が500万人らしい。あとは魔法の詠唱方法が書かれていた

まず最初にattack魔法かprotect魔法かheal魔法かused魔法を選ぶ。意味はそのままで攻撃魔法、守備魔法

、回復魔法でまああとは戦闘用以外ということらしい。

その中からhigh normal lowの三種類で威力の調節をする。ただ意識だけである程度の威力調節はできるようで、威力が大きいほど魔力が多く消費されるみたいだ。

そして最後のページには紙が挟まっていた

この時点でゲーム設定は理解できただろうか?まあせいぜい頑張り給え

「くっそーあのゲームマスター」

「幸弥様、どうかされましたか」

「いやなんでもない」

こうして氷霧幸弥の異世界転生物語がここに幕を開けるのだった

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