第17話 キャラですぎー俺覚えられないよー
「やっぱり帰りたい」
「だめよ。ここで帰ったらここに来た意味がなくなるわよ」
こんなやり取りをしているのはヴェルクレリア王国をでて一時間ほどが経ったところだった。
国の結界は余裕で破れた。たぶん誰も気づかないようにやったつもりでいる。そしていま例の建物にいるんだが、見た瞬間怖気づいてしまった
「ねえ帰りましょう。いまなら俺の命はたすかる」
「私は行くわよ。それでもいかないの。ほんとに男なの?いっそ女って名乗ったら?」
「もう女でいいよー」
そう俺が駄々をこねていると、後ろから声がかかる
「すいませーん。ヴェルクレリア王国のかたですか?」
「うんばれてる。逃げよう」
「used normal terepo...」
「いや違います。私はあなたたちの敵ではないです。安心してください」
「ほんとにじゃああなたは誰?」
「私は漓空です」
「漓空でいいかな」
「はいどうぞ」
「それでなんで俺たちがヴェルクレリア王国の人って気づいたの?」
「それはわかりますよ。ロキスリアの国王なんですから」
「ん?今なんて言った」
「だからロキスリア王国国王兼央陽学園二年一組香坂 漓空」
「あー香坂さんか」
「私のことはこの状態でも気づかなかったのに何で香坂さんだけ気づくのかしら?」
「まあそれはいろいろだよ」
あっそういえば漓空でいいよといって真剣な面持ちになる
「そういえば氷霧君?あのさ手を組まない?」
「手を組むとは?」
「そのままの意味だよ。どうせ氷霧君のミッションもゲームマスターを倒すことでしょ」
「何で知ってるんだ」
「私たちもおんなじだからだよ」
「私たち?あなたもしかして仲間がいるの?」
「うんいるよ。でてきて零!」
「わたしは央陽学園一年三組黒澄 零」
今日はこれで勘弁してください。熱があって、のどとか間接、筋肉などがいたいんですよ。ほんとにインフルじゃないの?まあそんなところでこの話は新章に向かいます。外国との取引というのをメインに動いていきたいなーと思います。あと零はAチャンネルのとおるをモデルに漓空はわがままハイスペックのみひろをイメージして書きました。よかったら見てください。見てくださりありがとうございました。