第15話 俺ってなんでドsに囲まれてんの俺はドМじゃないよ・・・多分
僕は内政に力を入れることにした
まず手始めに選挙を執り行うことにした
今気づいたんだがあの貴族たちはどうなったんだろう。最近サーチをかけているが全く反応がない。
いや今はそんなことを考えてる場合じゃない。今のことに集中しよう。
各村で選挙を執り行った。最初は全く立候補者が出ず困っていたがすべての村に俺が出向き説得していったら、大体の村で立候補されるようになった。いま自分の手柄のように言ったけどたぶん報酬に目がくらんだだけだろう。うんごめんもう手柄がこっち来てから全くなくってあることないこと自分の手柄にしちゃいたくなるんですよ。まあそれはさておき今日は選挙日だ。選挙が終わった後のこともすべて計算はしてある。もちろん茜のおかげだ。まず日本の議員のように不正をさせないため、監視役をつけるつもりだ。また、その二人がグルにならないようにその監視役を監視する役も付けるつもりだ。まあこれで抜かりはないだろうと思う。しかし時間のたつ速度はかなり早い。もうこっちの世界線に来てから一か月がたっているのだ。タミエルが言っていた時間がないと言っていたのも徐々に現実味を帯びてくる。
そろそろゲームマスターと戦ったほうがいいのだろうか。そう思ったとき。俺の背後で声がした。
「そんなぬるぬるの考えじゃ、到底このゲームをクリアすることはできませんよ」
「毎度毎度おどろかせるなー、でそれはどういうことだ」
「まあつまり幸弥さんがやろうとしてることって木の剣と革の鎧だけでラスボスに挑んでる状態ってことです」
「いやーかなり無謀だな。っていうか負け確だな」
「そういうことです。あと重要なことを忘れてるゲームマスターの国に行くためにはロキスリア王国を通らないといけないんですよ」
「えっそうなのか?」
「知らなかったんですか?本当にバカですねー。いやそれはわたしのほうでした。すみません幸弥さんがバカなんていう初歩中の初歩を忘れてしまって」
「おいなんか前から思ってたんだけど、最近disに磨きがかかってるな」
「まあとにかくロキスリア王国のつぶし方でも考えといてください」
「なんでつぶす前提なんだ」
「あそこの王様まったく人の言うことを聞けない、幸弥さん並みの頭の残念さなんですよー」
「いやそれ遠回しにロキスリアの国王より俺のほうが頭悪いって言ってるからな」
「いやー逆に幸弥さん以上に頭が残念な人っているんですか?」
「いるにきまってんだろ」
ほんとなんで俺の周りにはドsしかいないんだろう。日に日にそう思ってきた、幸弥であった。
まあ明日はロキスリアのことをちょっと調べておこう
今日の更新はかなり遅くなってしまいました。サークルで急にRPGを作ることになってしまって、それでかなり更新が遅れると思います。すいません。でも一日一話は絶対に更新しようと思うのでぜひよろしくお願いします。さて多分次話ぐらいで新しい章に入ります。いやーしかし結局ヒロインの性格がかなり趣味丸出しですいません。ふつうはあまりメインヒロインに抜擢されないようなクール系がメインヒロインになったりまあかなり無茶ぶりにはなってますがぜひお願いします。