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出会い-2-

あれ?おかしいです、主人公のキャラがバカというか、アホになりましたね(笑)

まぁ、気にしないでください!

「えっ?なんでしょう、この可愛らしいもふもふした生き物は!!」



異世界の肉食動物でも出てくるのかと警戒していた私はその可愛らしい見た目で一瞬脱力しかけた。


(いやいやいや、脱力するのは危ないですよ!ここは異世界みたいだし見た目が可愛らしいといっても実は狂暴かもしれないし油断してはダメです!警戒心は残しておかないと……あーでも、もふもふしたいです!もふもふーー!!)


心の中で葛藤と言う名の一人コントをした結果、適度の警戒心を残して私は食い入るようにその生き物を観察(ガン見)する事にした。


ウサギのような長めの耳があり、キツネにも似ていてほんの少しだけリス?を足したような感じだ。某アニメーション映画に出てくるキツ○リスに近い。


こちらを少し警戒してはいるみたいだが、襲いかかっては来ないようだ。

それを確認してから私は敵意は無いと伝える代わりにしゃがみこんで生き物と視線の高さを合わせた。


「さすが異世界です。こんな可愛らしい生き物が存在しているとは……侮れませんね」


などと他の人が居たのなら、着眼点ずれてる!!もっと違うところに視点を置こうよ!!などと突っ込まれそうなことを考えていると私が危害を加えないのがわかったのか、それとも興味が出たのかどちらかはわからないがその生き物が恐る恐る近づいてきた。


「きゅ、きゅー?」

「うぐっ!」


(な!なな、なんなのですか!?この鳴き声は!!姿と声がすごくあっていて可愛さが倍増してます!撫でくりまわしたいよ~、ぎゅっとしたい、顔を埋めてみたい、もふもふしたいー!!)


そんな私の心の叫びを感じ取ったのか


「きゅきゅー!?」


生き物はさらに私から少し遠ざかった……な、なんてことでしょう!

これは嫌われてしまったのでしょうか……orz



自分のバカさ加減に落ち込んでいると、なんと!生き物が自分から再び近づいてきてくれているではありませぬか!


「きゅー?」

スリスリ……


そしてなんと!

私のて、手に擦り寄ってきてくれたではありませんか!!


なんでしょう!これはもう触ってもいいという事なのでしょうか!?GOサインですか!?GO サインですよね!?


けれど万が一の事が無いよう、暴走しかけている感情を何とか鎮め、一応確認をしてみることに……言葉を理解しているのかは不明だが。


「さ、触ってもいいんですか?」

「きゅー!」


……声音からして肯定らしい。

心の中でガッツポーズをしてしまったことは聞かなかったことにしてください。


今まで動物なんて飼う余裕すら無かったのだから。

……動物、物凄く好きなのに。


「わぁ、ありがとうございます!ではさっそく失礼して……ふぁ~、もふもふしてて気持ちいい~」


嫌がられない程度に撫でた。撫でて、

もふもふして、顔を埋めて、ぎゅっとして……自分とは違う暖かく気持ちのよい体温が伝わってくる。


「あー、癒されますね~。」


この生き物のおかげで緊張していたのが少しだけ落ち着いた。……ついでに暴走しかけていた感情も(笑)


そのおかげか、この後の事を考える余裕が少し出来た。


(これからどうしましょうか……取り敢えずは森を抜けないと行けませんね。それにしてもあー、なんて素晴らしいもふもふなんだ!癒されます~)


と時間が経つのも忘れて私は心行くまでもふもふを堪能しました。


今回も読んでくださってありがとうございます!

次回も一週間以内に投稿出来るように頑張りたいです……望み薄ですが(^_^;)

誤字脱字などありましたら教えていただけるとありがたいです。

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