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世界樹の森、守ります。  作者: 杉本 雨
第1章 森の再生編

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5 チートなオプション

 

 森の管理に必要な最低限の魔法の他に私がシルヴァヌスに貰った報酬の能力は、全ての魔法を最大値で今すぐ使えること。

 それと、不用品買取りのシステムを構築してもらった。

 さらに、できれば軌道に乗るまでフッラとフリーンも手伝いに貸してほしいと頼み、渋々だったが許可を貰えた。あんな広い森、私一人じゃ遭難して死ぬ。



 あの森に私が泊まる場所も無いので、また日を改めて仕事を始めることにし、

 お寺の本堂を出ると日が暮れかかっていた。


 急いで駐車場に向かわないと17:00で駐車場の門が閉まってしまう。


  次、森に行くまでの1週間で、おおまかでも森の再生計画を立てなきゃなぁ〜。


 さて、何から始めよう...



  ***************

 

  森での仕事初日。

 仕事が休みである次の日曜日、山の麓の駐車場の門が開く8:00に合わせて家を出る。

 こちらで買った必要な物はファンタジー作品ではお馴染みアイテムボックスに収納してある。こちらでは人前で使うわけにいかないが最高に便利だ。旅行する時とか楽でいいよなー。


 さて不安と楽しみは5対5。拮抗してる。


 本堂の入口に千円札を入れて中には入らずに、扉に向かう。


 一応周りに誰もいない事を確認して扉に飛び込んだ。



「お待ちしておりました。管理人様。」



 また少し遠い。

「来ていただいてありがとうございますフッラさんフリーンさん。始めのうちだけで構いませんので、少し協力して頂けますか?それと、私の事はトワと呼んで頂いて構いません。」


「「かしこまりました。」」


 モフりたい衝動を抑えながら挨拶を終わらせる。完全にビジネスな関係だがいつか1度くらいモフらせて貰える日がくるだろうか...


 2匹を引き連れてまず私は城のような管理小屋の前に着く。




「先日も申し上げましたがこの小屋には手を触れることも出来ません。」

 フッラが困った顔をしている。


「はい、わかっています。

 ...あぶないので下がっていて下さいね。」

 2匹を私の少し後ろに下がらせて私は小屋(城)に手をかざす。


 魔法はまだ不慣れなので集中して魔力を掌に集める...


 まずはこの敷地に張られた結界をブチ壊す。デフォ魔法で張られた結界などオプション最大値の私の敵ではない。

 そしてその後が肝心。


『回収』


 そう唱えると同時に目の前にあった無駄にでかい建物が綺麗さっぱり消えた。


 そして私の目の前の空中に


『回収しました。

  買取りに出しますか?』


 という文字が浮かび上がっている。

 その下には回収した物だろうか、

『木材、石材、ダイニングセット×3、ベッド×8、ドレス×……… 魔道具……魔法書、……腐った林檎……』

 細かい項目が列んでいた。


 小分けに表示してくれるのは有難いな。でも、知らない人が使った物は再利用したくないし、選択するのもハッキリいって面倒くさい。

 だけど本や書類は必要そうだしなぁ...

 魔道具にも興味はある...

 でもこのシステム使ってみたい...

 とりあえずドレスとか絶対着ないので使い回したくない衣類と腐った林檎?などの腐った食べ物類を『買取り』に出した。

 するとすぐに

『買取り終了80000000レア』

と表示された。



 うーん、買取金額?通貨の単位だろうか?

 高いのか安いのか全くわからん。とりあえずゼロが沢山あるのでそこそこの値段なのだろうか。

 よくわからないが貰えるものはもらっておこう。

 でもこっちの世界のお金は使い道がないんだけどね。日本円に替えられないかなぁ…



 これがシルヴァヌスに頼んだ不用品買取り機能だ。

 まずこの面倒な廃墟を片付けたかったのが1番だが、他にも鬱蒼と生い茂る雑草や、森の中に腐った木や魔物の死体などが沢山転がっているのでそれらを処理する場所が欲しかった。



 持続可能な社会を実現するにはゴミ問題の解決が不可欠だ!





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