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世界樹の森、守ります。  作者: 杉本 雨
第1章 森の再生編

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14 食材の処理について悩む

 

 フッラと一緒に瘴気の源めぐりの旅を終え、お昼もだいぶ過ぎてしまったので管理小屋に帰還した。先に戻っていたフリーンに話を聞きながらランチにする。

 昨日とは違うサンドイッチを持ってきていたが、2人が唐揚げが美味しかったというのでまた出してあげた。

 2日連続で唐揚げでもいいんだな...

 唐揚げ...?


 食べ終わったらフッラとフリーンは森に住む種族の調査を続けてくれるということで分かれ、私はまだ明るいが扉をくぐる。

 1日振りの地球はなんとなく気分的に落ち着く。犬猫や木が喋ったりはするが、基本的に森しか見てないのでそこまで異世界と地球の違いは実感できていないというのがホントのところだ。

 だからこそ、こっち(地球)の森の方が落ち着く。


 さて。寺に降り、本堂の入口で千円札を入れたら、他の参拝客が来ていないのを確認して大日如来像の前に立つ。


「すみませーん、シルヴァヌス様居ますかー?」

「君さー、なんでわざわざココにボクを呼ぶのさ?」

 結構すぐに出てきた。シルヴァヌスと喋るのは随分久しぶりな気がしてもはや懐かしさまでおぼえる。


「なんでって、聞きたいことがあったから?」

「いや、そうじゃなくて、あっちの森に居たんだからあっちで呼んでくれればわざわざ大日如来くんに頼んで体貸してもらう必要ないでしょう?」

「そうなの?そういうの先に言ってもらわないとわからないですよね?」

「ちょっと考えればわかるでしょう?ボク、あっちの世界の神なんだからこっちの世界で降臨できないんだってばー。」

「なるほど。でも興味のない人のことイチイチ考えないので思い付かなくて当然です。」

「君、ホントに感じ悪いよね。それにフッラたちには丁寧に接してるのにボクには雑だよね?一応神なんだけど。」

「私身分とか気にしないのでお構いなく。」


 ぷぅ〜と拗ねるのを可愛いな思ってしまったのはナイショだ。姿見たことないし。


「ところで、あっち(異世界)の森に、こっち(地球)の植物って植えたらまずいですか?向こうでどんな果実が森に成るのかわかりませんが、それを待つより、こちらから種や苗木を持って行って植える方が早い気がするんですけど、外来種を持ち込む事になるので、今後のためにもやめた方が良ければ考え直しますが。」

「色々考えてくれてありがとうね。この調子なら森に元々あった植物たちがまた実を付けるのもすぐだと思うけど、地球から持ち込んでも構わないよ。ただし、あの森の中だけにしてね。外には出さないように。」

 なるほど。種が外に出ないよう気をつけないといけないわけね。


「わかりました!ありがとうございます。」

「次から用事がある時はあっちで呼んでね。それと、ボクのことはシルヴァで良いよ。なんか言い辛そうだし。じゃ、これからもよろしく。ずっとあの森守ってね。」


 本来あの森守るのって古竜とかじじさまの役目だけどね。まぁいいか...

 シルバが消えたようなので私も山の中の参道を降りる。



 今日は駐車場が閉まる随分前に帰ってこられたな。


 .........

 あぁ、車がない。車乗ってこなかったの忘れてた。

 いくら田舎でも日曜日の昼間にはちらほら人がいるのでここから転移は出来ない。どこか建物の影に入るか?


 それもなんだか面倒で時間がかかるが歩いて帰ることにした。

 せっかくだから歩きながら出来ること...


 ...あ。アイテムボックスの中身を確認しようとして思い出した。

 古竜に山盛りの肉貰った……というか預かったんだった。それも魔物の状態のまま。

 シルバにどうしたらいいか聞けば良かったなー。めんどくさ。

 自分で解体なんて出来ないし、こっちの肉屋に持っていったら行政沙汰になるし、あっちで冒険者ギルドとかに持っていく?そもそも冒険者ギルドがあるのかもわからないし。森から出るには色んな準備と覚悟が必要だから時間かかるよなー。


 来週までに考えればいいか...

 相変わらずめんどくさいことを考えるのは後回しにしがちである..



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