奈良銘菓の名店『だんご庄』
奈良の銘菓はいろいろあるらしいのですが・・・奈良県人では無いのでええ加減なことを言ったら怒られる大阪府人の私です
そりゃ平城京は平安京より前ですからね、京都より歴史の古い奈良です
銘菓がいっぱいあってもおかしくない
そして私の感覚では、京都より奈良の方が質素で素材の味をそのまま味わうみたいなところがあるのかな?と思っています
京都の華美な感覚は感じないのです
そんな中、とある奈良のライヴの時に地元の方が差し入れとして持ってきてくださったのが、だんご庄と言うお店のだんご(きなこだんご)です
みたらし団子より小さめの米粉の団子をきなこでまぶして5個串に刺したものが1本となっています
今も一本一本手作りで売切れたらその日のお店の営業は終了という代物です
朝から店の前に行列が出来ているらしい
そしてなんと賞味期限が当日!
と、きたもんだから、なかなかお土産として県外に買って帰るのが難しいらしいのです
なので、大阪人の私は食べたことが無かったのかもしれません
さて、ライヴハウスのお店のご厚意で出演者に3本ずつ配ってくださいました
パクッ!
おお!美味いやんか!そして何という素朴な味・・・きなこもちだ!以外の表現方法がない(笑)
3本ペロッと食べてしまいました
1本100円で・・・50本入りが5,000円・・・そのままやな(笑)
奈良の銘菓は?と奈良県人に聞くとこのだんご庄のだんごを銘菓の一つにあげられる方が多いようです
お店は奈良県橿原市坊城が本店、近鉄電車の大和八木駅の近くに八木店があるようです
この差し入れを下さった方がそれこそ坊城の方で子供の頃から食べているそうでして・・・
親戚が集まったりすると、みんなこのだんご庄のだんごを手土産で持ってくるようで、物凄い数のだんごが集積されるそうです
それで親戚が帰る時に持って帰りよ!と薦めるのですが、親戚は自分が持ってきた物なので辞退する方が多く、そのまま家に何十本と残るそうです
すると賞味期限が当日中なので、食べ切るために大変なことになるそうです
だからなんと!「子供の頃から食べ飽きている」そうですわ
初めて美味しいものを食べた私からしたら羨ましい話ですが、子供の頃からそれだといくら美味しいものでもそうなるのですかねぇ
解らんでもないですが・・・
そして後で知ったのですが、大阪に阿倍野だんごと言う同じようなだんごを出すお店が数店ありまして、どうもこの奈良のだんご庄さんから指導してもらったと公言されているようです
こちらもまだ食べたことがないのです
奈良へ行かれたら是非このだんご庄さんのだんごをご賞味くださいね!