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土壌と農業

 何故、農地には肥料をやらないといけないのか?

 それは、『土が痩せるから』の一言で済むのですが。痩せるのにも理由があります。


 極論すれば、農業は農地から物質を奪う産業なんです。


 作物、ありますよね? お米とか、タマネギとかピーマンとか。

 それらを、農業は農地から収穫しているのですが。


 その作物の元になった物質、どこにありましたか?


 炭素と酸素こそ、大気中から得ていますが。その他の物質、例えば窒素やリン酸、鉄分は、全て土壌から供給されたものなんです。

 それらを作物が、一生懸命根から吸収して蓄えたものが、作物として収穫されているんです。

 なので、作物を収穫していれば、自然と土壌から物質が無くなります。又、硝酸態や亜硝酸態の窒素は、土壌細菌がエネルギー源だったり栄養だったりにして窒素に変えることも多いので、ガンガン減ります。ついでに、雨が降ったりすれば、土壌中の水溶性の物質が水と一緒に流出したり。

 こうして、土は痩せていく訳です。


 だから、農地を農地のままで維持するには、肥料をやるしかない、と。

 中々難しいですね。

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