第65回(番外編)「第4章までのメインキャラクター紹介」
今回は番外編です。
第4章までのメインキャラクターのリストを書いてみました。
今回は例外的に「第65回」で、次回が「第66話」になります。
・第4章までに登場したメインキャラクター
桐生正真(ショーマ=キリュウ)
性別:男性
種族:人間
年齢:28歳
このお話の主人公。元中二病。
女神ルチアの勘違いで、異世界に召喚された。
召喚者ではあるが、女神からスキルはもらっていない。
ショーマが持っているスキルは中二病時代の修行により、自力で覚醒したもの。
元の世界は魔力が薄いため、覚醒したスキルが使えなかった。
さらに、その状態で修行を続けたショーマは、必然的に『高地トレーニング』状態になり、魔力の吸収能力が跳ね上がってしまった。
今回、異世界に召喚された瞬間に、一気に魔力を吸収。中二病時代のスキルが最高の状態で使えるようになった。
異世界転移後のショーマは『竜帝廟』で『竜脈』と『命名属性追加』のスキルを手に入れている。
異名:『異形の覇王 鬼竜王翔魔』『辺境の王』『上天の女神の仇敵』『有機栽培の竜王』
能 力
・竜種覚醒:万能形態
運動能力:AAA
腕力:A
魔力:B
防御力:A
特殊能力:竜砲(魔力により生み出す熱光線)。竜の鱗(防御力上昇)
・鬼種覚醒:近距離パワー型
運動能力:B+
腕力:AAA
魔力:B−
防御力:B−
特殊能力:鬼の怪力(2倍から4倍まで調整可能)。
・翔種覚醒:高速移動型
移動能力:S
腕力:C+
魔力:B
防御力:C+
特殊能力:飛翔能力。
・魔種覚醒:遠距離攻撃型
移動能力:C
腕力:B
魔力:S
防御力:C
特殊能力:『影より出でよ黒魔の鷹』『双頭竜絶対封滅斬』。他、使い魔を召喚可能。
・王の器 (収納スキル)、命名属性追加(命名による『強化』)、竜脈
強化済みアイテム
・長剣 (『超堅』):硬度AA。滅多なことじゃ折れない固さを持つ。
・棍棒 (『金棒』):硬度AA。『金剛』のごとき固さの、木の棒。
・正拳 (『聖剣』):あらゆる物を切り裂く『魔力の聖剣』を生み出す。ただし、魔力消費が激しいため、結界の外で使う場合は数十秒が限界。
・鉄の斧 (『徹の斧』:貫通力+40%。鬼族なら3回で木を切り倒せる。
・鉄の鍬(『徹の鍬』:貫通力+40%。鬼族が使うと人力トラクターになれる。
・石の塀 (『意思の兵』:『異形の覇王』の基本戦力。城壁に化けたり城に化けたり、変幻自在の戦い方をする。集団戦も得意で、陣を敷くのが大好き)
・木綿の包帯 (『喪綿の封帯』:能力封じの効果を持つ包帯。『封』の字が入っているので、一度結ぶとまず解けない。高性能な封印アイテムである。
リゼット=リュージュ
性別:女性
種族:竜族
年齢:15歳
戦闘スタイル:万能型
異名:『竜将軍』(『鬼竜王翔魔』から1文字もらってつけた異名。ここぞという時に使うことにしている)
ショーマが異世界で最初に出会った少女。ショーマの義妹。
義を重んじる、とても真面目な少女。
竜帝の血 (傍系なので薄い)を引いていて、竜の力を使うことができる。
村の守り手をやっていた関係で、高い戦闘技術を持つ。素早さ、機動力はトップクラス。
火炎の魔法『浄炎』を使用する。威力はそれほどでもないが、浄化効果があるため、魔物をひるませることができる。結界内で使うと威力・効果範囲が跳ね上がる。
移動能力:AA
腕力:B+
魔力:B
防御力:B
特殊能力:浄炎
命名属性追加:理絶途=流呪
ショーマがリゼットに使った『強化』
理を断ち切り、呪を流すという意味から、あらゆる魔法や特殊能力を無効化することができる。(ショーマ自身の能力を除く)。
副作用として、リゼットの服の繊維や、糸の結び目までほどいてしまうため長時間使うと、とても恥ずかしいことになる。
ハルカ=カルミリア
性別:女性
種族:鬼族
年齢:15歳
戦闘スタイル:近接パワー型
異名:『鬼将軍』(リゼットと同じく、『鬼竜王翔魔』から1文字もらってつけた異名。誰も見てないところでこっそり口にしては満足そうにしている)
リゼットの幼なじみで、ハザマ村の現村長。ショーマの義妹。
過去、鬼族が辺境に追いやられた経緯から、人間を警戒するくせがある。
が、一度信頼してしまうと、家族同然の扱いになる。ちょろい。
性格は天然で、家族思い。
ショーマを本当の家族として扱っている。
ハルカにとって家族とは隠し事せず、常に一緒にいるもののため、ショーマの前で普通に着替えたりする。
性別を気にせず親友になれる、無邪気で優しい少女でもある。
移動能力:B
腕力:AA
防御力:C(再生能力あり)
特殊能力:無尽槌(ゼロ距離で体内魔力を一気に叩き込む、発勁のような技)。結界内で使うと、鉄をも砕くパイルバンカーになる。
群雲雪乃(ユキノ=クラウディ=ドラゴンチャイルド)
性別:女性
種族:人間
年齢:14歳
戦闘スタイル:遠距離魔法型
異名:『氷の魔女』 (ランクアップすると「氷結の魔女」「永久凍土の魔女」に変化する)。『魔将軍』(リゼットと一緒に考えた異名。あとで『竜将軍』の方が……と悩んだが、ショーマの『魔種覚醒』をリスペクトすることにした)。
ショーマと同じ世界の人間で、現役の中二病。
元の世界では病弱で、死にかけたところを (中二病時代の)ショーマに救われている。
その後、彼と同じく中二病に感染した。
元の世界では一度しか出会っていないが、ショーマにとってもユキノにとっても、互いに幼なじみのように感じている。 (中二病仲間なので)
異世界でさまよっていたところをショーマに拾われ、彼の仲間となる。
最近彼が正体を白状してくれたのでドキワクしている。
中二病らしく英雄願望があるが、それはあくまで『真の主』の部下としての思い。
ショーマと2人並んで天下を駆け抜けていければ、それでいいと思っている。
元の世界で病弱だったせいか、同年齢にしては小柄。小学生に見られることも。
強力な魔法を使うが、体力が少ないので戦闘時はサポートが必要。
運動能力:C
腕力:C
魔力:AAA
特殊能力:氷魔法(『永劫に流転する氷結王朝の柱』『氷結万針』など)
プリムディア=ベビーフェニックス (通称プリム)
性別:女性
種族:ハーピー (と人間のハーフ)
年齢:18歳
戦闘スタイル:策略型
異名:街角の占い師
ハーピーの長老ナナイラの孫で、ハーピーと人間のハーフ。好奇心いっぱいの少女。
都で占い師をやっていたが、ふと里帰りを思いつく。
その途中、リゼットと出会い、合流。ショーマの仲間となる。
ハーピーの好奇心と人間の知恵を合わせ持ち「世界のすべてが知りたい」と、大陸中を旅していた。
そのため、かなりの知識量。軍事などにも詳しい。
ショーマたちの仲間になってからは『自称軍師』の地位にいる。
西の城の攻防戦では、ショーマにトウキ=ホウセの情報を伝えた。
また『意思の兵』で作った城の指揮も、今回は彼女が行っている(塀に直接指示を出したのはユキノ)。
自分勝手に家出したという引け目があるため、同族のルロイとロロイに弱い。
(なお、ナナイラはプリムに激甘である)
まだ登場したばかりなので、本格的な活躍はこれからです。
【その他の人々】
■ 辺境の仲間たち
・ガルンガさん
ハルカの叔父さん。気のいい鬼族の戦士。
・ナナイラ
ハーピーの長老。大きな真っ白な翼を持つ。プリムの祖母。
・ロロイとルロイ
ハーピーの少女たち。小柄に見えるが成人している。
『辺境の王』の部下として、情報収集や移動の手助けなどをしてくれる。
いたずら大好き。王さまにしかられるのも好き。
■ キトル太守領の人々
・シルヴィア=キトル
領主アルゴス=キトルの三女。
乱世を憂い、広く人材を集めていたところショーマの噂を聞き、辺境に使者を送る。
が、部下がちょっとアレだったために、辺境と対立することに。
結局、ショーマと同盟を結ぶまで、亜人への警戒は緩めなかった。
同盟を結んでからは、情報のやりとり、協力しての作戦など、辺境の良き理解者となっている。
最近、いろいろ考えている様子。
・レーネス=キトル
領主アルゴス=キトルの次女。
シルヴィアよりも武に長けた女性。
領主の跡目争いのせいでシルヴィアとは長く対立していたが、最近和解した。
塀恐怖症。
・ドーガル
老人。シルヴィア姫の部下。
・隊長ドルスと部下セーラ
シルヴィア姫の部下。
遠国関で、知人の家に世話になっているはず。ヘイッ。
・将軍ヒュルカ
レーネス姫の部下。
日常的に兜を被り、他人に顔を見せないようにしていたら勘違いされて『美貌の将軍ヒュルカ』の異名がついてしまった人 (というか、レーネス姫が広めた)。
実際は他人と目を合わせるのが苦手なだけ。
現在、キトル太守領最西端の城の管理を任されている。有能。
・アルゴス=キトル
キトル太守家領主。現在は行方不明。
・ミレイナ=キトル
キトル太守家長女。父親と共に行方不明。
■ 王都の人々(未登場)
・捧竜帝
現在の帝。竜帝の直系の子孫と言われている。
・十賢者
捧竜帝のまわりにいる権力者。
その権力はすさまじく、『十賢者』の家族でさえちょっとした諸侯のような暮らしをしているとか。
というわけで、今回は番外編をお送りしました。
次回、第66話から本編の再開となります。
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