「ねねさん、日本女性を語る」の巻
(まささんの解説を聞いていたねねさんは、おもむろに自分の意見を語り出します)
「わたしの仕事場の女の人が言うには、恋人として一緒にいたいのは面白くて楽しませてくれるひとなんだけど、結婚したいひとは堅実でおとなしいひとなんだそうです」
「ふむふむ」
「で、そのひとの付き合てるひとのことを聞くと、いろいろと遊ぶのが上手で、遊ぶところもたくさん知ていて、女の人のこころもよくわかるひとなんだそうです」
「いいことじゃないですか」
「でもですね。わたし、そういうひとが堅実でおとなしいひとだとはどうしても思えないんです。だてそうじゃないですか。遊びはタダではできませんよ。女の人に遊ぶの上手と思われて、遊び処もたくさん知てるひとが、遊びにお金かけてないなんて考えられないじゃないですか」
「むぅ、言われてみれば」
「そんなひとが結婚したから急に遊びを止めるなんてわたしには思えません」
「なるほど」
「そして、その遊びを止めたひとのことを、遊んでるひとのこと好きな女が好きでいられるとも思えません。まささん、前に『日本のオンナは浮気する』て言てましたよね。あの理由がわかた気がします。日本の女のひと、好きになれる相手とは結婚しないで、好きになれない相手と結婚するから、不満がたまて、他の好きになれる男の人と付き合おうとするんじゃないでしょうか」
「それもまた女性の本能ですね。冷静に考えれば至極もっともなことです」
「わたしは理解できませんね」
「んじゃ韓国の女性はそうじゃないんですか?(心の声:ネット情報では、日本女性よりも男に対する要求が大きいなんて声も聞くけど)」
「韓国の女は、恋人と結婚相手に求める条件に差を付けませんよ。一緒にいて楽しいひとが好きなら、そのひとと結婚しようとしますし、お金持ちが好きなら、お金持ちと結婚しようとします」
「でもそれじゃあ、結婚したあとでいろいろ不満もでてくるでしょ? 主に生活面とかで」
「そういうときは面と向かって喧嘩します」
「は?」