「まささん、ニュースでナッツリターン事件を見る」の巻
(楽韓の嫌韓厨として日々オモシロネタを検索するまささんの目にその事件が飛び込んできたのは、十二月のある日のことでした)
「何々、大韓航空の副社長が航行開始した飛行機を引き返させたって!」
のちに言う、「ナッツリターン事件」でした。
いかに会社の偉いひととはいえ、旅客機のなかでは機長が専制君主です。
それの頭越しに飛行プランの変更を強制するなどとは、およそ普通の神経ではありません。ましてやそれが通るとは!
「まあ、日本人でもこういうのはいるよな。大分むかし、離陸直前の旅客機のなかで背もたれ倒してふんぞり返ってたどこぞのコメンテーターが、それを注意したCAを『俺を誰だと思ってるんだ! 潰すぞ!』って脅して、安全のため(註:客が背もたれ倒した状態での離陸は法律で禁じられてます)機長が機を引き返させたって事件もあったし。組織内でどんだけ偉かろうが娑婆に出ればただのひとなのに、それをわかってない莫迦が多いのはアジア全体の風潮なのかね。残念なことだ」
しかしながら、日本の場合、このコメンテーターは法律と世論の両面から「飛行の安全を乱した」と叩かれ、気が付いた時にはもう見なくなってましたが、韓国の場合はどうなのでしょう?
気になったまささんは、ねねさんに向けてメールを打ってみたのでした。
『やあねねさん。これこれこういう事件があったんだけど、ご存じですか?』
『全然知らなかったです! 本当だとしたら、恥ずかしいことですね!』
『韓国だと、財閥系の偉いひとは、法律で目こぼしされることがあるんでしょ?』
『ありますね。韓国では、お金持てるひとが正義です。お金持ってたら、悪いことしても刑務所行きませんし、行ても恩赦で出てきます。お金持てるひととか、政治家とかの親戚のひとも同じです』
『よくないですね(心の声:反日無罪・愛国無罪も入れるべきだと思うけど、ねねさんに言っても仕方がないか)』
『う~、お話ししてたら急にまささんと会いたくなて来ました。今週末、中華料理食べに行きませんか? わたし、おいしいお店見付けたんです!』
『いいですね。行きましょう』