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「まささん、ねねさんに韓国を聞く」の巻

(ふとしたことから生の韓国を聞きたくなったまささんは、デートのついでに、ねねさんへと素朴な質問を飛ばしたのでした)


「ねえ、ねねさん」


「なんでしょ、まささん」


「韓国と韓国人って、日本と日本人のこと、どう思ってるのかな」


「?」


「いやね、一般的なイメージだと、めっちゃ反日の空気が強いじゃないですか。なもんで、実際はどんなものかを聞きたくなったわけですよ」


「う~ん、難しい問題ですね。韓国人、日本と日本人のこと好きか嫌いかと言たら好きだと思いますよ」


「(心の声:マジか? 信じられん!)」


「でも、好きと大声で言えるかというとできないと思います」


「その心は?」


「韓国では、日本のこと悪く言わないとなんか駄目て雰囲気があるんです。面白いですよ。十人の女の子集まて日本の悪口言い合てても、あとになてひとりひとりとお話しすると、『実はわたし、日本のこと嫌いじゃないよ』なんて言い出すんです。全員がですよ。おかしいですね」


「(心の声:なんというツンデレ!)」


「不思議ですよね。日本のこと嫌いじゃない人間が十人集まても、なぜか出てくるのは日本の悪口ばかりです。悪口言わないと駄目だから、とりあえず悪口言わないと、なんてみんなが思てたりするんです。だからわたし思うんです。韓国人、日本人は本音と建て前が違いすぎるてよく言いますけど、韓国人のほうがよぽど本音と建て前が違うじゃないかて」


「なるほどね~」


「でもですね。韓国人と日本人、お互い絶対ぜたいにわかりあえないところあるとも思うんです」


「ほう。それは?」


「本音と建て前のやりかたです」


ねねさんはそう、まささんに向け語り出したのでありました。

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