表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/89

「ねねさん、性愛?を語る」の巻

(ねねさんの手料理でおなかをふくらませたまささんは、入浴→行為のコンポののち、ゆるりと賢者……ではなく会話モードに入ったのでした)


「(ちびりと缶ビールを飲みながら)ふひ~、疲れたァ~」


「えちのあとの冷たいビールはやぱりとてもオイシーですね(ぐびぐび) 男のひとは、せくすすると全力疾走と同じぐらい疲れるて聞きました。今日はどうせお泊まりですから、まささんもいぱい飲んで、ゆくり休んでください」


「お気遣い感謝します」


「回復したら、また気持ちよくしてあげますね」


「お、お手柔らかに」


「でもまささん」


「なんでしょ、ねねさん」


「まささんて、おもしろいひとですね」


「何がです?」


「まささん、わたしとえちしてるとき自分がなんて言てるかおぼえてますか?」


「? 何か変なこと言ってましたっけ?」


「まささん、えちのときわたしに、『痛くない?』とか『重くない?』とか聞いてばかりでしたよ」


「あ……ああ、それは(心の声:よく聞いてやがんなァ。これだからオンナって生き物は)」


「わたしと前に付き合てた日本の男のひと、わたしにいろいろしながら『気持ちいいだろ?』とか『感じるだろ?』とかばかりでした。わたし正直、バカジャネーカ、このヘタクソ、て思てましたよ。ジシンカジョ-て奴ですか? でも、まささんもビビりすぎです。まささんが思てるほど、オンナの身体はヤワじゃないですよ。頑丈ですよ。もと乱暴にしてくれてもいいんですよ」


「そうは言いましてもねェ……」


「どーせわたし、せくす自体はあんまり気持ちよくないんで、まささんが自分のいいようにしてくれればいいんです! そのほうが、わたしも楽ですから」


「ハ?」


「そんな女の子もいるんですよ。まささんは賢いですけどアホですね。男のひと、韓国人も日本人も、女の身体気持ちよくするのに気を遣いすぎです。女を気持ちよくしたら、それで女の心もゲトできると思てるんでしょうか? だとしたら、世の中のオトコて随分とアホですね」


「は…はは(心の声:ねねさん。オトコって生き物は、ことごとく妄想世界の住人なのですよ)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ