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「ねねさん、日本に帰国する」の巻

(ねねさんが韓国に帰ってる間、まささんはコツコツと原稿を執筆していたのでした)


「(心の声:う~む。完結した走り屋ものの番外編を書いてるのだが、ヒロインがエロエロ娘になっちまうぞ。しかも攻め好きのドSキャラに。おかしい! なぜだ! 彼氏=主人公限定でそれなのが救いだが、これではまるで、半島帰ってる誰かさんみたいではないか)」


煮詰まったのでパソコンから離れ、コーヒー牛乳で一服するまささん。


気分転換に漫画(含む電子書籍)を読み出します。


「うぉー、『スラッ○スティック ミルキィ先生』オモシレ~! でも最近、こういったまっすぐな学園物って見ないなァ。ハーレムものはもう飽きたよ」


「うぉー、『奥さま グーテ○ターク』オモシレ~! ヒロインのドイツ人嫁が可愛すぎてタマラン! 異文化遭遇モノ、サイコー!」


「うぉー、『はじらいブ○イク』と『レンアイサ○プル』一気読み! くぅ~、ヒロインどもが愛らしくてモエモエだのゥ。純愛じゃ! 純愛じゃ!」


「うぉー、『ハニーブ○ンド』エエノー! この一途な巨乳金髪ヒロイン(←西洋人)みたいなの、いつか俺も自作で出してみたいもんだ」


さてそうこうしている間に時間も過ぎ──改めて執筆活動に入ろうとしていたまささんの携帯にメールが入ります。


ねねさんからのものでした。


『まささんですか? ねねです。日本にぽんに戻りました。また会いたいですね』


すかさずまささんが返信します。


『いーですね。今週末あたりはいかがです?』


『あー、もうしばらくは駄目です』


『なんで?』


『わたしいま、埼玉のお友達のところにいます』


『さ……埼玉ァ!?』


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