表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/89

「ねねさん、母国に帰還する」の巻

(家族関係の都合で、ねねさんは二月ほど、母国の韓国に帰ることになりました)


「おゥ、まささん。しばらく会えなくなるね。わたし、さみしいよ」


「まあ、ご家族の都合じゃ仕方ないですよ。甘えてらっしゃい」


「甘えてきますね。でも、まささん」


「なんでしょ?」


「わたしいない間、ほかのオンナと仲良くなたら駄目ですよ! まささんはですね、わたしが予約済みなオトコなんですから」


「はいはい(心の声:そんなに心配せずとも、どーせあたしゃモテやしませんって)」


「わかってればよろしいです!」


「そういうねねさんこそ、あっち帰って、モトカレとかと復縁しちゃってりするんじゃないですか?」


「モトカレてなんですか?」


「むかし付き合ってた恋人のことですよ」


「あー、あんな浮気男、こちからゴメンです!」


「あ、そう」


「いくらそのひとがまささんよりかこよくて、身体もバチリ鍛えてて、お金持ててなんでも買てくれて、トークもメッチャ面白くて、えちもスゴく上手くてわたしのこととても気持ちよくしてくれても、わたしはわたしだけのオトコのひとがいいです!」


「はは……(心の声:誉められてんのか下げられてんのかよくわからん言い振りだなァ……)」


「ああ、でも、まささんはわたしが予約してますけど、わたしはまささんの予約済みじゃないですから、もしかしたらまささんより好きなひとできるかもしれないです。その時は、まささん、すぱり諦めてくださいね。ねねからのお願いです!」


「なんだよそれ(苦笑)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ