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「まささん、ねねアドゲットする」の巻
(ねねさんの見せた驚きの天然振りに、思わず固まるまささんなのでした)
「い……いや、スマイルってのはそういう意味じゃなくってね」
「?」
「単に『笑ってください』って意味だったわけで」
「なぁんだ。そだったんですね。じゃあ、ハイ(ニコッ)」
「良かったっすね、まささん(心の声:いい笑顔じゃないですか!)」
「ああ、まったくだ(心の声:冗談をマジ受けされるとは思わんかったわい……)」
「ところで店員さん」
「はい」
「このひと(まささん)がつまんないこと言っちゃって悪かったね」
「いえいえ。どーいたしまして」
「でね、もし良かったら、このオトコに今度メシでもおごらせてわび入れさすけど、どう?(心の声:まあ、どーせOKなんてでないだろーから、冗談ついでに俺さまもひとつwww)」
「はい?(心の声:オイオイ、いったい何を言い出すんだ、テメー!)」
「ほんとーですかッ! うれしーですッ!」
「えッ!!!?」
「えッ!!!?」
「じゃあ、これわたしのケータイ番号とメルアドです。連絡楽しみに待ってますね~」
「えッ!!!?」
「えッ!!!?」