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「まささんねねさん、ラーメン屋に行く」の巻

(結局の所、Bさんの言うがままにねねさんとの交際を受け入れたまささん。何度目かのデートのおり、まささんとねねさんは食事に行くこととなりました)


「ねねさんは何か食べたいものありますか?」


「わたし、ラーメンが食べたいです!」


「ほう。ラーメンですか(心の声:これは意外だ)」


「はい! わたし、いま『○てっぽう』ってラーメン屋さんにはまてます。まささん、他にいい店知りませんか? もと、美味しい店たくさん知りたいです!」


「『む○っぽう』とはまた通なお店を! 確かに、あそこのアゴ(←トビウオのこと)出汁スープは絶品ですね。う~ん、しかしそれに匹敵するとなると、これはかなりの難問(心の声:本当は元祖富山ブラック『○喜』に行きたいんだけど、『大○』(あそこ)はひとを選ぶんだよなァ。しょっぱすぎて)」


「じゃあ、わたしもまささんも行たことないお店に行きましょ」


「どこか心当たりあります?」


「ありますよ~。そこの道をますぐ行た右側にある──」


「ああ、あそこですか。むかし富山ブラック出してた店。確かいまは別の店が入ってるはず……」


「そこ、行たことないです! 行きましょ!」


ということで、そのお店に向かったまささんとねねさん。


入り口を潜ると、そこにあったのは食券機。


「な~る。まずはここで選ぶのか」


「(店内への扉をがらりと開け)すみません~。店員さん~。このお店、いたい何が美味しいですか~?」


「!!!(心の声:ねねさん! ふつー、お店のひとにそんなことは聞かないぞ!)」


「(店員さん、困惑しながら)そうですねェ。いまうちで人気なのは、この『ネギ味噌ラーメン』ですかねェ」


「(心の声:まさかッ!)」


「じゃあ、それふたつ!」


「(心の声:マイガッッッ!)」


「へェ、ネギ追加無料なんですか じゃあ、()()()()()ネギ大盛りでッ!」


「(心の声:マイガッッッ!!)」


「あ~、まささん。わたし、あまり食べられないかもしれないから、そしたらわたしの分、すこし食べてくださいね(はぁと)」


「(心の声:オ……オオゥ、マイ、ガッッッ!!!)」

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