表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/89

「まささん、ねねさんと寿司屋に行く」の巻

(ねねさんのお呼ばれに応じたまささんは、地元の回るお寿司屋さんに向かうのでした)


「(心の声:しかし……ファミレスの駐車場で待ち合わせしてから寿司屋に行くってのも、なかなかどうよって光景だな。しかも時間は午後三時。ランチでもなくディナーでもない。なんでまたこんな時間に……)」


「まささ~ん! お待たせ~!」


「待ってません。いまきたところです(←実は三十分待ち)」


「じゃ、さそく行きましょう(フラフラ)」


「……なんか顔青いですけど大丈夫ですか?」


「あ~、大丈夫だと思う。ちょと二日酔いなだけだから。昨日も四時まで呑んでたよ~」


「昨日の四時って、夕方の?」


「ううん。朝の四時。だからあんまり寝てないね」


「(心の声:それは昨日ではなく今朝と言うべきなのでは)」


「あ~、でもちょと気持ち悪いかな。まささん、行く時コンビニよてくれます? 二日酔いに効くドリンク剤買ていきます」


「そんな調子で食事できるの? なんならデートくらいキャンセルしてもいいんだよ?」


「もたいないよ。せかくまささんと会えたのに。二日酔い、いつものことだから、まささん気にしないで。いざとなたら、帰りにどこかでちょと休ませてくれればいいよ。じゃじゃ、ゆくり行きましょ。安全運転でお願いね」


「(心の声:ホントに大丈夫なのか? つーか、帰りに休ませろってどこでだよ)」


頭の中を不安がよぎるまささんなのでありました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ