表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヘタレな王とロリな騎士  作者: sin_crow
第零章 始まる前の話
1/5

プロローグ

思いついたまま、思わず書いてしまいました…!

最初のは短いです。

その少女は、俺の平和で平凡で、そして退屈な日常に突如現れた。


光に煌めく金の髪、深い湖の底を思わせる濃青色の瞳。ともすれば妖精だとか天使だとか、そんなものを連想してしまいそうになる美しい幼い女の子。


その子はトテトテと拙く、けれど確かに俺の元にやってきて、そして、その淡い色の唇を開いた。


お、と小さく、鈴のような声が出る。俺は、そしておそらく周りの誰もがその子が何を言い出すのかと、耳を澄ましたことだろう。


皆が彼女に注目する中、言葉は紡がれた。


「お会いしとうございました我が王よぉおおおおおおおお!」

「はぁあああああ!?」


この日、間違いなくこの日。

俺の人生は、大きく変わったのだ。








——そして、その日から早一ヶ月。

俺は何の因果か、その自称騎士と旅をしているのだが——


「あなたは、あれよな」

「うん?」

「顔貌も特別悪くはないし、上背もあるのに……」


「何と言うか、みすぼらしいな!」

「お前遠慮なくなり過ぎじゃね!?」



……今やこんな有様である。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ