終わりなき悲痛
幾度となく繰り返される戦火
己の正義を内に掲げ
歪んだ世界を破滅へと導く存在
その荒々しさは神をも凌ぎ
全ての人類を灰と化すだろう
殺戮の限りを尽くし自身さえも壊してゆく、その様は
正に猛り狂う狂信のごとく
相いれぬ存在を決して許すことなく
微塵の肉塊も残さず、ただただ粉砕し永遠に屍と血痕の河を築き上げてゆく
価値無き者の抹消
それが世の定めならば
その未来に永久に栄光は来ること無かれ
激しく飛び散る血潮と悲痛の極み
轟音と共に舞い散る銀彈
煙幕の中に見る亡骸の境地
人間を修羅として造り変え、畏れるものは一つとしてあらず
後に遺るは幾多の暴極と滅殺されし者のみ
数多の時を殺し過去に忘れ去られた信条に憑かれし者達よ
ならば、今、俺も掲げてみせよう
呪われし、その血を受け継ぐ者として…