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告白
最後までお楽しみ下さい☆
「痛っっ‼‼」
ベッドから落ちた衝撃で星也は目を覚ました。
嫌な夢を見た。
忘れようとしていたあの4年前のことが再び思いだされた。
ーーー4年前ーーー
「秀?入るぞー」
「あぁ」
俺は気になっていた。なぜなら今日学校で秀に話があるから放課後、家に来いと言われたからだ。
話ってなんなんだ?
俺はよく秀に相談事をするが俺に相談事をされたことはない。
ガチャ、と秀の部屋のドアを開け、若干緊張しながら俺は秀の前に座った。
「で、何だよ話って…」
「実は俺……椿のことが好きなんだ」
「えっ?あっそうなんだー……」
なんだろう、この感じ。
なんで俺こんなにショックを受けているんだ?
「そんでさ…お前に協力してほしくて…って、おい、話聞いてんのか?もしかしてお前も椿のこと…」
「え、そんなわけねぇじゃん!いいよ、お前の頼みなら協力する」
「ありがとう」
こうして俺は秀の家を後にした。
秀にも好きなヤツが出来たか…。
俺がモテると自覚し始めて、性格が変わるのは、もうちょっと先の話♪
読んで頂きありがとうございました★