表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4ever  作者: IRIS
4/7

未練



最後までお楽しみください☆







私は秀と一緒に歩いていた。

どうやら秀もどこか買い物に行くらしい。


「椿ちゃん??」

後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。


「亜莉未!何やってんの?」


「これから星也クンと会う約束してて...」

会う?会って何を話すのよ?

それに私が一番驚いた事。

それは亜莉未が星也の事を"星也クン"と呼んでいたこと。

私がそんな疑問を思っていると亜莉未が突然まずい、という感じに表情を変えた。


「私ったら...邪魔してごめんなさい。もしかして二人...」


「いや、違うよ?」

私が慌てて誤解を解いていると秀がため息をついた。


「変な誤解はやめてよ。俺がこんな冷たい女と付き合うと思う?」


「おい!」

と言うのと同時に私は秀の頬をつねった。

痛っ、と叫ぶ秀を見て堅い表情をしていた亜莉未が笑った。


「私そろそろ行かなきゃ。また明日ね」

そう言って亜莉未は去って行った。


「積極的だなー葉山は」

私もそう思う。亜莉未は学校ではおとなしく、あまり恋愛には興味なさそうに見えたのに。


「まっ、でもやるだけムダだけどね」


「それどういうこと?」


「星也には好きなヤツがいるってこと」


え…。そんなこと全然知らなかったし、思ってもみなかった。


「椿だって見ててわかるだろ」


まさか…星也の好きな人って。


「椿?どうした?もしかして椿、星也のこと…」

秀がニヤニヤしながら言った。


「バカ!そんなわけないじゃん」


そうだ。私は星也のことをなんとも想ってないんだ。

あれ…?でも星也って…。


「ねぇ、二人って前に…」


「そうだよ。まだ星也には未練があんじゃね?」


二人は4年前、一時期付き合っていたことがあった。


「じゃあ俺こっち行くから」


「ああ…うん。じゃあね」


私は離れていく秀の後ろ姿をしばらく見つめていた。







読んで頂きありがとうございました!




登場人物プロフィール

今日はこの方!↓





504 倉橋椿

7月18日生まれ O型

身長162cm テニス部

勉強・スポーツなど何でも出来るが冷たい性格

モテるので常に彼氏はいる

高2の姉がいる




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ