わからない
最後まで読んで頂けると
うれしいです(>_<)
「あっ椿と星也って今日、委員会だっけ?」
「うん。先に2人で帰ってて」
私がそういうと、香恋と秀人はバイバイ、と言って教室をでていった。
中学最後の1年が始まって、1週間が経った。
私は星也と一緒に図書委員会に入った。
「椿、行くよ」
「はーい」
私達は図書室へと向かった。
「高杉くんコレ終わったら
どうするの??」
「もう帰っていいんじゃない」
委員会中は星也とはあまり話さなかった。と言うより話せなかった。
星也はずっと通路側の隣にいる4組の葉山亜莉未[はやま ありみ]に話し掛けられていたからだ。
わからない事なら隣の席に聞けばいいのに、どうして亜莉未がわざわざ星也に話し掛けるのかは言うまでもない。亜莉未が星也に好意を抱いてることは恐らく学年の女子全員が知っているだろう。
亜莉未とは2年の時に同じクラスだった。グループは違ったが幼なじみとして星也の事をよく聞かれた。
女の子らしくて素直な人。一般的に言ったら普通にいい人なはずなのに私は何故か亜莉未を好きになれなかった。
「椿、帰るぞ」
「はーい」
「そんでさ葉山も一緒に帰っていい?」
え?なんで?亜莉未はウチのマンションとは逆方向じゃ…
「なんかウチの方面で寄っていく所があるらしい…椿?」
「あ…私ちょっと買い物思い出しちゃった。ごめん!2人で帰ってて」
星也の返事も聞かずに私は足早に教室をでた。自分でもどうして断ったのかがわからない。ただ笑顔で話し合う2人を間近で見ているのが嫌だった。
読んで頂きありがとうごさいます!!
前回宣言したとおり
登場人物のプロフィールを
書いていきたいと思います☆
※名前の横に書いてあるのは
マンションの部屋の番号です!
トップバッターはこの方!↓
502 三神香恋
12月24日生まれ B型
身長159cm テニス部(部長)
彼氏いない歴=自分の年齢(笑)
明るく4人の中の
ムードメーカー的存在
一人っ子