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4ever  作者: IRIS
1/7

始業式


初投稿です!


おかしい部分もあると思いますが最後まで読んで頂けたら

幸せです!!


「ちょっと!秀人!!もう8時よ??」


「わかってるよ!行ってくる」



そう言って中山 秀人[なかやま しゅうと]は勢いよく玄関を飛び出した。



「わりぃ!!」


下に降りるとすでに3人は待ちくたびれている、といった感じだった。


「始業式から遅刻するつもり??」


髪をショートにした椿が呆れながら言った。


今日から中学最後の1年が始まる。


俺はいつものように幼なじみである三神 香恋[みかみ かれん]と高杉 星也 [たかすぎ せいや]そして倉持 椿[くらもち つばき]と共に学校へ向かった。



「全然クラス表見えねー」


少し落ち込みながら星也が呟いた。


「香恋見て来る」

と言いながら人混みの中に消えていった。



「秀がもっと早く来てればねぇ…」


とヒソヒソ言いながら星也と椿が冷たい視線を送ってくる。


「はいはい、すいませんでした!」



「見てきたよー!」


と香恋が満面の笑みで帰って来た。


「俺、星也と一緒??」


「みんな5組だよ!!」


「えっ!?マジ?」


香恋を除く3人の声が重なった。


「みんな一緒になるの小5以来だね」


香恋が嬉しそうに目を細めながら言った。


「教室行こ」


星也に言われて4人は教室へと向かっていった。



俺達が教室に着いた頃には、すでにクラス内でいくつかのグループが出来ていた。

だが部活仲間がたくさんいるので困ることはなさそうだ。

通路側の隣は椿だった。

香恋と秀人は自分の席に荷物を置くと俺と椿の席に駆け寄ってきた。


「委員会入る?」


「俺、前期はやめとく」


「香恋も」


「星也は?」


「えっ?ああ…入ろっかな」



俺は4人が一緒のクラスになったことにあまりいい気がしなかった。

3人はあの事を忘れているようだった。


「星也!体育館行くぞ」


秀人に呼ばれて我に帰った。


4年前のあの時のようにならなければいいが…


そう願いながら俺は体育館へ向かった。



最後まで読んで頂きありがとうごさいます!


次回から登場人物のプロフィールを載せていく予定です!!

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