⑦ シスターは女神様?
門の前にシスターが待っていた。
全然知らない人なのに、私の名前を知っていた。
「かのんちゃん。無事でよかった~。」
「本当に無事?どこも、怪我していない?」
一緒に門番さんの対応をしてくれたおばちゃんも、お迎えがいることに安心して手を振っていってしまった。
シスターさんは、ほんとにわたしが無事で安心しているようで涙ぐんでいた。
そして驚きの言葉を言った。
「白虎も、頑張ったわね。
よく、かのんちゃんを見つけて守ってくれたわ。」
パールも
『にゃ~ん』
と一鳴きしてから、すりすりとなついている。
どうしてよいのか困惑していると、私の手を引いて広場まで連れてきてベンチに座らせてくれた。
そして、そのまま急いで、屋台のほうへ行ってしまった。
私が、キョロキョロしていると、すぐに、両手いっぱいに食べ物と飲み物を買って戻ってきてくれた。
「ありがとう。おねえさんは、シスターさん?それとも、女神様?」
私の質問に、驚いたような顔をしながらも、
「カノンちゃんには、私が誰だかわかるんだね」
と言って嬉しそうしている。
「ごめんなさい。私は若輩者の女神です。
あのとき咄嗟に、時空の穴に落ちたあなたを死なせなくなくて、この世界にと頑張ったけど、まだ未熟な女神だから、力を使いすぎで今まで、意識をなくしていたの。
それに、あなたの元の体も維持できなくて、こんな小さな体になってしまって、私の力不足なの。
ほんとうにごめんなさい。」
女神様。
死ぬはずだった私に、この世界で生きる機会を与えてくれた人。
「・・・・・ありがとうございます。」
混乱している中で出てきた言葉だった。
次の更新は次の週末の予定です。
拙い上に、更新も遅くて申し訳ありません。
気に入っていただけたら幸いです。




