⑤ 町を目指そう(最初から目指してなかった?(笑))
初めに読んでいただきありがとうございます。
つたない文章ですが、気に入っていただけたら、ブックマークをよろしくお願いします。
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『そういえば、君のごはん全部僕が食べちゃったんだよね?どうしよう!』
パールはすごく落ち込んでいるみたい。
「大丈夫だよ!あそこに見える町まで行けば、ご飯もお水もあるから。」
私が指さしながら言うと、ほっとしたように
『じゃあ、僕の背中に乗ってよ!
すぐにつくから!
そういえば君の名前聞いてなかった!おしえてくれる?』
「私は かのん だよ。さっき穴に落ちてこの世界に来たの」
パールが伏せをしてくれたので、簡単な自己紹介(簡単すぎるでしょ!!)
をして背中によじ登り首にしがみついた。
『しっかりつかまっててね。』
と言ってパールは走り出した。早いけど怖くないかも!結構楽しい!
そしてあっという間に、町の近くまで来てしまった。でも、なぜか、門から離れた場所でパールは止まってしまった。
「ねえ、パール。門はあっちだよ。」
と指さしてみるっと、パールはあきれたように
『こんな大きな白いトラが、人間の街に行っちゃだめでしょ?』
といった。そのとおりだ。
大騒ぎになってしまう。
でも、パールが街に入れないってことは、
「ここでお別れなの?せっかくっ友達になったのに。」
今にも泣きそうな、かのんをみて、パールはあわてて、
『大丈夫。』
といったとたん、どんどん縮んで、子ネコの大きさまで小さくなってしまった。
『これなら、カノンでも抱っこできるでしょ?ずっと一緒にいるから大丈夫だよ。』
といってくれた。
うれしいな!ずっと一緒!
なんかさっきから私子供っぽくない?
精神年齢も体に近づいているのかな~。
それとも、心細いだけかな?




