ロン毛の男
あの後淳平と脇毛は武装の基地の何処かに監禁された。脇毛はケツを刺された為ずっと悶えている。
淳平は縄を解いて脇毛と部屋を出るがその動きは察知されていた。
灰色の廊下を進むと警備員が複数居る。淳平は背後から忍び寄り警備員の首をへし折り、そろりそろり進んでいった。
淳平「おっ」
「あっ」
見つかってしもうた。その後は2人でまた大暴れよ。 集まってきた警備員を何人か倒すと奥からなんか強そうなのが歩いてきた。肩まであるロン毛、黒革ジャケットを着た顔立ちが整った男。
淳平「ヤバそうなのがきた」
淳平が咄嗟に警備員から拳銃を奪いそいつを撃つとそいつは右手を出し、弾丸を人差し指と中指で挟んで上に弾きやがった。
淳平「ヘェッ!?」
続けて撃つが全て弾かれてしまった。
淳平は脇毛を連れて別ルートから行こうとする。
脇毛「ありゃ常人じゃねぇ!どっかの殺し屋か?」
淳平「こりゃかなわん!」
2人は廊下を抜けて開けた場所に出た。周りによく分からない巨大な機械がいくつかある。
油断してるとさっきの奴が上から降りてきた。
淳平&脇毛「WAO!!」
淳平は下がるが腕を掴まれ思い切り地面に叩きつけられる。 脇毛は胸に強烈な張り手をくらい壁に叩きつけられた。
淳平はゆっくり起き上がり蹴りを入れるが防がれアッパーをくらう。
淳平「あぁ〜ゲフッ」
脇毛が淳平を抱えて部屋の奥へ逃げ出す。男が追ってくるがその辺のガスボンベを倒して足止めをして時間を稼ぐが一向に距離が離れない。
淳平がドラム缶を投げつけるが右手を振り下ろしへし折られた。 それには2人も唖然。
でかい部屋を抜け出し車庫へ辿り着くと
淳平「乗れ!乗れ!乗れ!」
適当な車に乗り込みあいつが来るのを待った。そして入ってきた。
淳平「死んどけやぁぁッ!!」
アクセル全開でそいつを轢いた。車は壁にぶつかり2人はすぐ降りた。 男はタイヤの下敷きになっていた。
脇毛「いやっほう!」
淳平「死にましたか?ビビらせやがって」
油断したのも束の間、そいつはなんと車を持ち上げて起き上がった。
脇毛「なんて奴だ」
この喧嘩はまだまだ続きそうだ。
次回を待たれよ




