第二十一話 出店
反省文は作者のマイページから…
お勉強タイムはほどほどに
マリアナさんの家を出て体感30分ぐらい、道はふわふわの草道から整地され、風の音に気づけるくらいの静かさから、賑やかな声が聞こえるようになった。
「着きましたよ。ここがメルトメリアでも活気のある所です。」
「おー、ここが。」
魔力消費しないようセーブしてるので-
一瞬だけ街並みを見てみる
「…人が多いーねー」
結構いた。賑やかだなーと思ってたけど、これ見えないとマリアナさんに掴まってても人にぶつかっちゃいそうなぐらい
「ここから大通りになっていて観光客の方で溢れてるんですよね。大通りには出店が多く、食べ物・小物・古着など、色々あるので楽しんで貰えるかなと思ったんですが…人混みは苦手でしたか?」
「そんなことないよ!」
まぁこの通り見てる間だけ見とけばいいよね。
賑やかな場所は好きだし、とりあえず思いっきり楽しもう!
「肉の串焼きー!!うちの特製ソースはうまいよー、ここかでしか食べれない味だよー!」
「雑貨売ってまっせ!!欲しいもんが見つかるかもしれねー、ちょいと見てかねーかい?」
「アクセサリー売ってまーす!!全て手作りで世界に一つしかないものですっ!是非見て行きませんかー!!」
大通りに入る前はガヤガヤとしか聞こえなかったけど、売り子さんの大きな声があちらこちらから聞こえてくる
結構新しくて嬉しい発見なのが、声がどっから聞こえるかとかすごくわかるようになったのだ。人だかりが多くても誰が声を発してるのか、感覚でわかるようになったから売り子さんの声で看板が見えなくても理解できる。
「あっちでお兄さんが売り子やってる串焼き屋さんすごい良い匂いする!!行ってみよう!」
さっそく気になったお店にマリアナさんを引っ張っていく。
「人とぶつかりますよ。急いでもなくならないですから。落ち着いてください。」
呆れた声が後ろから聞こえてくるけど気にせず進む!なぜならお腹が空いているから!匂いの誘惑には勝てない!!
「ここ、だよね?」
このお店からからお兄さんの声が聞こえたし、美味しそうな匂いはこのお店からでてる。あってるはずだけど、一応ね。
「ここです。すいません。串焼き2本いただけますか。」
「あいよっ!タレはうちの特製ソースでいいかい?」
「はい。お願いします。」
「タレは何があるの?」
「塩と普通のソース、あとは特製ソースさ。ま、大抵のやつは
特製ソースを選ぶな!」
「あ、そうなんですね。」
マリアナさんに聞いたつもりがお兄さんが答えてくれた。
「にしても嬢ちゃん、目瞑ってんのに見えてるみたいに動くね。こっちにズンズン進んでくるからびっくりしたよ!!ガハハッ」
「あはは。すいません、美味しそうな匂いで、つい〜。」
「ガハハッ。いいこってよ!!はいよ!特製ソースの串焼き2本!」
「ありがとうございます!いい匂〜い」
渡された紙袋を開けると特製ソースのいい香りが…危ない危ない、マリアナさんの分のお肉もあるのに涎が垂れそうになった
「あいよ!食べ歩きはあぶなーんで、食べる場所があっちに用意されてんだ。食べる時はそっちでな!」
「はい。ありがとうございます。」
マリアナさんは店員さんにお礼を言いながら私から紙袋をそっと取り上げた




