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高校デビュー失敗したので有名配信者目指して頑張ります  作者: Kiki
コミュ障な僕がボッチになった話
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波乱の参加型配信(上)

Twitterを見るとどうやら二人も参加希望の方がいるようだ。

正直誰からもDM来なかったらどうしようか迷ってたからよかった。

配信予定は8時から2時間で今10分前だからそろそろチャット繋ぐか


「どうもこんにちはパールです。

今日はよろしくお願いしますね」


俺がマイクに向かって話しかけると


『『よろしくお願いしますパールさん』』


どうやら二人とも同じ場所にいるらしく同時に聞こえてきた。

男女二人組.....カップルバクハツシロ

まあ数少ない大切なリスナーだから言わないけど


「お二人のフレンドコード教えてもらっていいですか?」


それから俺たちはフレンド登録をしてパーティーを組んで軽く今日の予定を共有して配信開始の時間になった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「どうもみなさんこんばんわパールです

今日は昨日Twitterで言った通りオープンフィールドに行こうと思います。

というわけで今日一緒に行ってくれるツバサさんとミキさんです。」


軽く挨拶をした3人は早速フィールドへと向かう


「今日はメインタウンの東の地下迷宮に行こうと思います。実は一応自分は元BODプレイヤーなんですけどメイン武器がそこでしかドロップしないんですよ

というわけででツバサさんミキさんお願いしまーす」


悠に言う東の地下迷宮とは難易度的には中の上程度で3人でも一応攻略は難しく無いがそれも上位5%いないとかの話で普通はもっと人数を用意するダンジョンだった。

しかしパールにはゲーム内のフレンドが一切いなかったのでそもそもパーティーを組むのも今回が初めてで前のアカウントでは初期装備でクリアしたことからも

悠の強さが窺える。

そのまま配信は続きダンジョンで

モンスターを狩りながらお互いのことの話になった。


「へえーお2人はカップルなんですね」


悠は内心少し緊張しつつも話を広げようとする。


「はい俺たちは出会いがこのゲームなんですよ。ミキがフィールドでPKに襲われてたところを助けてそのままパーティー組んで....」


すると悠は首を傾げつつツバサに聞く


「え?どうやって連絡を取ったんですか?プレイヤー名からは連絡先わからないですよね?」


その瞬間会話か止まった

Bodにはフレンド機能やチャット機能も存在しているのだが友達のいない悠は

チャットする相手もいないためなんの疑問も持たずにこのゲームにはチャットなどの機能はないと思っていたのである。

チュートリアルをスキップした悠はランク戦とオープンフィールドでの狩り以外の機能については全く知らなかったのだ

ミキが続いて


「.....パールさんチャット機能とかフレンド機能とか使ったことないんですか?

失礼ですがどBod歴はどれくらいで?」


悠は思わず半開きになった口を動かして質問に答える。


「.....3年です」


Bodのサービス開始も3年前なので彼は初期からの古参にも関わらずほとんど必須のシステムを知らなかったのだ。


「なんでそれでプレイしてたんですか!?」


とても呆れられてしまった悠だったが色々な機能について2人に教えて貰いながらの攻略になるのだった。


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