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高校デビュー失敗したので有名配信者目指して頑張ります  作者: Kiki
コミュ障な僕がボッチになった話
5/37

隼人vs悠

ー悠sideー


「神樹君入りたい部活ありました?」


なんで俺はこいつと並んで歩いてんだよ

周りからの死線が痛いわ.....


「......いや」


ていうか俺別に部活入るつもりないし

だって部活ってあれだろ入部したら顧問に気絶するまで走らされて先輩にパシリにされて同級生とレギュラー争いで殴り合いになるんだろ(全て悠の想像です)

誰が入るかよ...

ああでも


「テニス部か......」


パンフレットには去年全国に行ったって書いてあったな...

最近打ってないけどやっぱり時々打ちたくなるよな。


「行きましょうか」


どうやら聞かれていたらしい。

というより千奈にやつは何部に入るつもりなんだ?

これでほとんど全部見終わるが......

(あれ?あの人.....)

悠はポケットからヘアピンを出して髪をあげると一年生に説明している二年の方に手を振る。


「カミ君じゃん!!

この高校だったんなら教えてくれればよかったのに!!」


この人は佐々木隼人俺の一つ上の先輩で中学の時同じクラブチームだった。

確か中3の時に全国大会でベスト8まで行ってたはずでチームで一人だった俺の

ラリー相手になってくれたんだよなー


「ハヤさんお久しぶりです」


まさかこの高校にいるとはなあ.....

そんなことを考えていると隼人は何かを持ってきて


「じゃあ説明も終わったしせっかくだから俺とカミ君でワンゲームマッチの試合でもするか!」


「いやちょっと待ってくださいよ俺最近打ってないんですけど!!?」


そんな風に抗議する俺を置いてハヤさんは予備のラケットとシューズを俺に渡しながらがっしりと肩を捕まえる。


「やってくれるよね?」


ハイハイやりますよ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんでこうなったんだ。


悠は制服から隼人から受けっとったユニフォームに着替えてコートで隼人と軽くラリーをしていた。


なんか千奈がすげーキョロキョロしてるけど俺もどうしてこうなったかわかんねえんだよなー

あの人とはよく賭け試合してジュース奢らされてたけど......


「カミくーんこれで俺が勝ったらカミ君テニス部入ってねー」


あーうん......知ってたw

だからヤダったんだよ


「じゃあ先輩が負けたら俺の命令一回聞いてくださいね」


まあどうせ部活は強制参加だし入部先が適当な文化部からテニス部に変わっただけで実害はほぼ無いしサボるから関係ないな。


「じゃあワンセットマッチでやろっか」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     悠 隼人

1ゲーム目40ーG


2ゲーム目Gー30


3ゲーム目Gー40


4ゲーム目15ーG


5ゲーム目30ーG


6ゲーム目Gー40


「いやーカミ君全然なまってないしw」


そして結局なんだかんだでタイブレークまで行っちゃったな.....

今日は参加型の配信するし早く帰りたいんだけど....

いつの間にかコートの周りには一年生だけでなく他のテニス部員も集まっていた


「ハヤさんなんか注目されてて隠キャには辛いんですけど」


俺が正直にいうとハヤさんは


「まあカミ君はテニスしてる時の顔が

いきいきしてるし髪あげてるから誰かわかってないと思うけどね......」


そんな話をして決着をつけようと二人で立ち上がった時


「雨だね」


「雨ですね」


雨が降ってきたので勝負は引き分けとなり俺はテニス部への入部が決まりハヤさんへの命令権を一つ手に入れた。

めでたしめでたし

タイトルサギジャナイヨ

隼人は先輩です。

友達では無いから悠はぼっちです(ゴリ押し)

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