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高校デビュー失敗したので有名配信者目指して頑張ります  作者: Kiki
コミュ障な僕がボッチになった話
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部活動勧誘

今日は地獄だった.....

まあポジティブに考えれば忘れ物したときに借りることができるようになったな


「今日は部活見学があるから放課後は自由に見て回っていいぞー」


深谷先生の言葉に教室中がさわがしくなる。

まあ俺には関係ないし帰って今日の配信の準備でもするか......


「神樹君一緒に行きましょうか」


後ろを向くと榊千奈がニコニコしながら立っていた。

クラスが一瞬静まり返る。

そんな中俺がとった行動とは!


「違います人違いですそれでは」


T・O・U・S・O・U・D・A

フッ俺のインキャぼっちスキルを舐めるんじゃねえ

....言ってて悲しくなってきた。


「すみませんすでに約束があったんですね?神樹君に友達がいるなら言って欲しかったです.....」


めっちゃ心にぶっ刺さるんですけど!?

え?何気に俺ディスられてない?

すげえ落ち込んでるし周りからの死線の数が主に女子から増えたし


「.....はいはい行きますよ行けばいいでしょう」


思わずそう答えてしまった。

すると千奈はぱっと顔を上げて

微笑みながら


「では行きましょう♪」


ルンルン気分で歩く千奈と俺.....

これ普通逆じゃね?


ー千奈sideー


「神樹君行きましょうか」


そう言って神樹君を誘ってみたがなかなか了承してくれない......

なんでこんな頑ななんだろう?

私のことが嫌いなのかな......

せっかく同じ委員会で喋ったことないから仲良くなりたかったんだけど....

私の中で神樹君はいつも読書してるクラスメイトだ。

彼は最初の自己紹介でも趣味は読書と言っていたが本当にずっと本を読んでいるのだ。

折角クラスの人全員と友達になりたかったのに中々話しかけれなかったので今日の委員会決めでちょっと強引に一緒の委員会にしてもらってこうして部活動見学をしているのだが.......


「神樹君入りたい部活はありました?」


そう聞くとボーッとしてるようだった神樹君がこっちをチラリと見て


「........いや」


会話が続かない泣

こうなったら今日中にもっと仲良くなるんだからと意気込んでいると


「テニス部か.....」


どうやあ神樹君はテニス部に興味があるようだったので


「行きましょうか」


そう言って一緒にテニスコートに着くと先輩方が練習をしていて二年生?の先輩が部活紹介をしていた。

そこにスルッと加わると先輩がこちらをチラリと見てから驚いたように


「カミ君じゃん!!

この高校だったんなら教えてくれればよかったのに!!」


......え?

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