登録者1000人達成記念雑談配信1
遅れてごめんなさい<(_ _)>〈 ゴン!〕
ー週末ー
悠は午前中部活のために学校に行き、また隼人達に捕獲されそうになりつつこっそりと帰宅した。
(今日は配信の日だから遅れる訳にはいけんからなー)
そう、実は金曜日つまり昨日にパールのチャンネルは登録者数1000人を達成したのだった。
元々bodはプレイ人口が多いという事と、パールの戦闘スタイルがぶっ飛んでいたということで相当な勢いで伸びていったのだった。
因みに登録者数が1000人超えた日に翼から登録者数が1万人超えたら記念でコラボしようと言われたのだった。
(配信予定は2時からだし飯食って準備するか)
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「はいどうも皆さんこんにちはパールです」
名無し:あ、始まった
名無し:1000人超えおめでとうございます
名無し:おめでとう!!
名無し:こんにちはー
「ありがとうございます。今日は記念配信ということで昨日Twitterで募集した質問に答えつつ雑談配信をしていきます」
この時点で配信の同時視聴者数は100人越えと1週間前より格段に増えていた。
さらに悠はTwitterで質問募集しながらも、
''これ誰も質問してこなかったら俺明日ひたすら1人で喋るのか?......''
などと考えていたがそんなことは無く50件以上の質問が来ていた。
そして悠が予め用意したくじ引きアプリを起動してひく。
「最初の質問はー『パールさんは何歳ですか?』.....なるほどね。コメント欄の人達はどう思いますか?」
名無し:20歳
名無し:18歳
名無し:結構若そうだけどね
名無し:大学生くらいかな
「正解はいませんね。僕は今高校1年生でまだ誕生日来てないので16歳です」
名無し:えーー!!
名無し:全然そんな感じしないな
名無し:大変じゃないの?
「実は僕学校で所謂ぼっちなので暇ですねw」
パールが笑い混じりにそう言うとコメントが勢いよく流れる。
名無し:うっ
名無し:やめろその言葉は俺に刺さる!
名無し:まあ.......うん
「じゃあ次の質問『どうしたら跳弾拳銃スタイルを使えるようになりますか?』」
名無し:もはやパールの代名詞だよな
名無し:実際どんな練習してるんだろ
名無し:スキルのとり方は分かったけどテクが.......
「ああ先週紹介した僕のスキルセットですね?
あれを使うにはまず練習場で銃弾の入射角とオブジェクトの表面の角度から弾道計算ができるようにしましょう。それから最低3回は跳弾弾道計算ができるようになったら全てのマップのオブジェクトな配置と当たり判定の暗記をしてから実際にランク戦に潜って対人練習です」
名無し:まあ........うん
名無し:諦めた方が良さそうだよね
名無し:想像の10倍きつくて草
名無し:オブジェクトの当たり判定まで覚えるのかよ
「まあ僕も戦えるようになるまで2ヶ月くらいかかったのでちゃんと練習すれば言うほど難しくないよ」
嘘である。
いやパールにそのつもりは無いが普通はできない。
名無し:まあ人外専用スキルセットだな
名無し:天才が言っても説得力ない
名無し:サンドバッグになって終わる予感
「そこまでかな?じゃあ次行きましょうー
『パールの前垢ってもしかして正体不明?』」
名無し:誰?
名無し:半年前までずっとランキング2位だった人の二つ名だけどまさか?
名無し:言われてみればあの即死ってこのスキルセットだったのか?
名無し:まじ!?
名無し:失踪したんじゃなかったの?
こうしてただの雑談配信に爆弾が投下されるのだった。




