由奈がアンノウンのファンになった理由last(由奈視点)
アルファポリスから移行してきた関係上この話だけ短いです。
名無し:俺昼はなかなかログイン出来ないから夜中にランク戦やること多いんだけど夜中はそもそも接続人数が少なくてランク差があってもマッチングするもとがあるんだよ
名無し:確かによくあるかも
名無し:それでまあ負けるだろうなって思いつつ戦ったんだけど、姿も見えなかった。
なんか気づいたらヘッドショットで一撃ダウンで負けてた
名無し:え?拳銃だといくらヘッドショットでも一撃ダウンはないでしょ?
名無し:最初の頃はアンノウンと当たったプレイヤーがチートを疑って運営に通報したらしいんだけど、運営が公式にアンノウンの即死攻撃は仕様だって言ったらしいよ
「不可視の即死攻撃って最強じゃないですか?」
名無し:でもアンノウンは2位なんだよ
名無し:それなつまり1位のチェッキーさんには負け越してるってことなんだけど
名無し:あの人は人のスタイル言いふらさないから
名無し結局みんなわかんないらしいよ
そんなふうに雑談をしていると悠が動いた。
今までは防戦一方の上悠の撃った弾はボスに1ダメージも入らなかったのにいきなり乱射を始めたのだった。
「???」
しかし部屋の壁に無茶苦茶に撃ち込まれたかのように見えた弾は全て反射し吸い込まれるようにボスの背中のランチャー.....に隠された背中の水晶に吸い込まれるように命中し、
残りのまだあったはずのボスのHPを一撃で吹き飛ばした。
名無し:なんだこれ?
名無し:やんば!!
名無し:どうなってんだ?
そして悠は由奈のマーカーに近寄り蘇生用のアイテムを使った。
由奈が蘇生し2人でボスの倒れたところに行くと光が上がっていてそれに触れると
街までテレポートした。
それから悠は軽く手を振るとログアウトしていった。
名無し:ユナちゃん?
名無し:あれ?
名無し:返事がないまるで屍のようだ
名無し:落ちたのかな
(かっこいい.......)
それからしばらく放心状態が続いたがなんとか再起動したユ由奈はランカーを目指すことを決めたのだった。
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ー現在ー
(アンノウンさん.....いや悠君とクリアしたボスの報酬で手に入れた派生ジョブのボマーでなんとかランカーになって、また会って今度こそフレンドになれる、と思った矢先に悠君の引退で落ち込んだけど、まさか一緒に大会に出れるなんて!!?)
その日の夜人気配信者ツバサとミキのTwitterで大会メンバーが決まったとの報告がされ
ほぼ同時刻に女性配信者ユナのTwitterでも
憧れの人と大会に出るというツイートがされたのであった。
勿論炎上した