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勇者?ムリムリ。魔王?まだまマシかな。それでいこう!  作者: ヒロトコ
第二章 ゴブリン改造計画
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PV500回到達記念 「脅迫」 ※たぶん期間限定

見てくれてありがとう!本当にありがとう。本当だよ、本当に感謝してるんだよ!疑ってる?ほ、本当なんだよ、嘘じゃないんだよ・・・。そ、それほどは感謝してないかも・・・、いや、感謝してる!してるったらしてるんだからね!

いやー旦那、お疲れみたいだね。ちょっと隣いいかい?何だい何だい、そんな警戒しなくてもいいじゃねぇか。ちょっと失礼するよ。

おーい、姉ちゃん、こっちにビールくれや、あとつまみに「マチコのマイッチング3種盛り」な。

ああん?マチコが先週に夜逃げした?ちっ、なにやってやがんだ、あのバカ女。どこの馬の骨につかまりやがったんだ。あの尻軽女が。最悪だな、全く。

・・・結構いい女だったのに。くそっ、結構いいなと思ってたのに・・・。笑顔が可愛かったなぁ。素直で料理上手だったのに・・・。なんだよ、一言挨拶してくれてもいいじゃねぇか。あぁ?あ、そうだな、注文しなきゃだったな。じゃ、「ヨシコのよしよし4種盛り」な。あ、急がなくていいから。よろしく。


でだ、旦那。まぁまぁそんな睨むなよ。俺の話を聞いといたほうがいいぜ?聞かないと後悔することになるぜ、そうさ、旦那。とりあえず聞くだけ聞いときなよ。

へへ、旦那。あんた「魔王国作ってみた」っての読んでんだろ。おっと待てよ、立ち上がらなくたっていいじゃねぇか。大丈夫、隣のヤツらには聞こえてねぇさ。ヤツらにはさっき睡眠剤入りの紀州厳選大粒梅の梅酒サワーを差し入れしてある。ほら、すっかり寝てらぁ。今なら額に「肉」って書いても起きやしねえぜ。

そうそう、まずは落ち着いて俺の話を聞けって。いやぁ、俺も旦那の気持ちは分かるつもりなんだぜ?おおっぴらには言えねぇよな、あんなの読んでるなんて。いや、旦那の性癖を疑ってるわけじゃねぇんだぜ?そうさ、安心してくれ。

たださ、あまり周りに広められたくないよな。俺はな、俺は旦那の性癖を疑ってはいないけど、みんながみんな、そうとは言えないじゃねぇか。旦那は実はオシッコかけられたいのか、とかコソコソ疑われてもなぁ。大変なことになっちまうもんなぁ。社会的に抹殺されても面白くねぇや。

ああ、大丈夫。まだ大丈夫だぞ。俺は誰にも言うつもりはねぇ。ただな。その代わりといっちゃなんだが俺にもお願いがあるんだ。そんな渋い顔するなよ。大したことじゃねぇんだ。

俺が内緒にしてあげるかわりにブックマークとやらを付けてもらいたいんだわ。いやな、PVが500回いったらしいだけどな。ここだけの話、読んでるのは7人じゃねぇかって俺はみてるんだ。旦那も含めてさ。それを一度確かめてみたいんだよ。それでよ、もし7人だったら「クズセブン」って名付けてやろうかと思ってさ。もし5人だったら「クズレンジャー」もいいな。ああん?てめぇ俺のネーミングセンスを疑ってやがるのか?殴るぞ!こらぁ!

ちっ、まぁいい。そんな感じだからよ、人数を知りてぇんだよ、俺は。ずっとじゃなくて1週間だけでいいから。旦那にも悪い話じゃねぇだろ?たった1週間なんだからよ。そしたらこの話は俺の墓まで持ち込むって約束してやらぁ。

ん、何を俺の顔をジロジロ見てやがるんだ。えっ?前に勇者してたんじゃないかって?そっ、そんな訳ないんだからね!ちっ、違うんだからね!人違いじゃないかな、ピゥーピゥー。まぁビール飲みねぇ。俺はちょっとオシッコしてくらぁ、絶対戻ってくるからついてくるなよ!念のためここに勘定はおいていくけど、絶対戻ってくるから。本当だぞ。あ、何だったらこの話はなかったことにしてもいいよ。うん、本当。あと俺の「ヨシコのよしよし4種盛り」も全部食べていいから。だからこの話なかったことにして忘れてね!ね、お願い!!お願いなんだからね!

旦那、あっしが悪かった。申し訳ねぇ。へへ、慣れねぇことはするもんじゃねぇや、足がすくんじまった。これに懲りて次のPV1000回記念の時は合法的な恐喝にしまさぁ。もちろん都条例に引っ掛からないようにですぜ。どうか今回の不始末は忘れてくんなせい。あ、付け加えておくとあっしは都民ではありやせん。だからこその憧れってヤツですかねぇ。まぁ今後ともよろしくお願いします。

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