三話 我、ゴブリンと対峙す
最近さらに冷え込んできましたね。作者は自販機だけでは物足りずコンビニに頼るようになってきました。
今日も買い食いが進む進む…/(^o^)\ナンテコッタイ
さて、今回は前回に引き続き魔物と対峙します。大和君は今回こそは倒せるのやら…
by( ˊ̱˂˃ˋ̱ )なめこ
俺は後悔しながら森の中を駆けていた。
そりゃあ勿論さっきのスライムについてだ。
倒せなかったから?違う。
怖がらせてしまったんだよぉお!!
誰がスライムがあんなに可愛いと思う?
いや、だってあれだよ?俺の前いたとこではスライムってもっと気持ち悪かったよ?同人作家さんの専用アイテムと化していた奴だよ?
あれはズルいよ…可愛すぎるもの…
はぁ…
とにかく、俺はレベル上げを諦めた訳ではない。だからこうしてスライム以外の獲物を走って探し回ってる訳だ。
レベル1でもとんでもない脚力が身についてらっしゃる…
これはどんな魔物でも倒せそうな気がしますわ。ホントに。
そうこうしてると、茂みの奥に何かの気配を感じる。
俺は茂みの奥に向かった。
キタコレー!!!
はい、これだったら躊躇なく倒せますね。
なんたって《ゴブリン》だもの。
さすがにこれは可愛くされてなかった。俺の知ってるゴブリンでいてくれた。
俺は目の前で武器を構え威嚇を続けるゴブリンに正面から対峙した。
経験値…いただきます…
そうして俺はゴブリンに向かって思いっきり飛びかかった…
あっれぇ?オカシイナーー?レベルが上がってないぞー?
え?ゴブリン倒したか?だって?
倒してませんよ、そりゃあ(笑)
《家族》守ろうとしてるゴブリンを誰が殺せるんじゃ!?ボケナスが!!!!
そりゃあ最初は殺意マックスで飛びかかろうとしましたよ?でも茂みから子供ゴブリンが飛び出してきて武器を構えてる大人ゴブリンに泣きながら縋り付かれちゃ…
倒せるわけがねぇ\(^o^)/
その後も妻?みたいな雌ゴブリンも出てくるし、他にもワラワラと親戚?みたいなのが沢山出てくるし、
一家を皆殺しとかどんな殺人鬼だそりゃ?
あんな健気な奴らを倒せません。
俺には無理でした。
俺はまた森の中を涙を流しながら駆けていた…
レベルアップはいつになるのやら…