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狼?いえ、フェンリルです  作者: 嫌奈 舐め子
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二話 我、スライムと対峙す

小銭を落としてブルーです。


今回は短めですがそこは生暖かい目でスルーしてくれると嬉しいですw



by( ˊ̱˂˃ˋ̱ )なめこ

スライムと対峙する。


向こうもこちらの存在に気付いて、体をプルプルと震わせながらこちらを威嚇?している。


…可愛い…


さて、改めて今から戦う相手を確認しておく。


《グリーンスライム》


全身緑色のジェル状生命体だ。


攻撃手段は恐らく体当たりとか酸を飛ばしてくるとかだろう。


丸い体の少し上の方に点のようなものが二つ付いている。あれは目なのだろう。


…よし確認終わり。


結論として…


こんな可愛い生き物を殺せるわけねぇだろう!!


無理無理無理無理!これを倒してレベルを上げる?不可能極まりないわボケ!!


いやだって?多分このスライム怯えてるし、体の震えが段々と早くなってるし?これって威嚇じゃなくてただ俺が怖いから震えてるってことだよね。


しかも、よく見ると目の端?辺りに涙が溜まってきてるし…


あぁ!もう可愛い!!!


こんな可愛い生き物を殺せと神が言うのなら俺は神を迷わずに殺す。


そして俺は…


逃げた。


スライムがそろそろ限界に見えたからだ。


ごめんね!こんな怖い奴が目の前にいたらそりゃ怖かったよね?ごめんねぇーー!!!


俺は森に飛び込みながら謝罪の言葉を頭の中で復唱し続けた…


こうして俺の人生初の魔物との戦いは黒星に終わったのであった……

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